2014 Fiscal Year Annual Research Report
ヘリカルＸ線ＣＴ装置のレーザー光による教育用模擬装置と画像再構成システムの開発
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24501197
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| Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
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Principal Investigator |
小倉 泉 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (50204160)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
乳井 嘉之 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 准教授 (20279780)
安部 真治 首都大学東京, 人間健康科学研究科, 教授 (80192996)
篠田 之孝 日本大学, 理工学部, 教授 (80215988)
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| Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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| Keywords | 教材情報システム / 教育機器 / 模擬CT装置 / 模擬CT画像 / 教育支援システム |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の概要は、1年目に扇状のビーム（ファンビーム）を用いた模擬ＣＴ装置システムを構築し、画像再構成アルゴリズムを検討し、数値ファントム（シミュレーション）並びに第1世代の模擬ＣＴ装置システムによる模擬ＣＴ画像との比較・評価を行った。２年目には1年目のファンビームをらせん状に走査する第３世代ヘリカルＸ線ＣＴ装置の模擬システムを開発し、画像再構成アルゴリズムを検討するとともに実際のヘリカルＸ線ＣＴ装置の画像との比較・評価を行った。３年目は教育現場の学生実験に導入するため、自動計測及び高度なグラフィック機能を有するシステムに拡張した。そして、実験項目および実験方法、測定試料（ファントム）の検討を行い、テキスト等の教育資料を作成し、ヘリカル模擬ＣＴ装置を学生実験へ導入するための検討を行った。
最終年度の平成２６年度は本研究の最終目的である教育現場の学生実験に導入するため、ヘリカル模擬ＣＴ装置の自動計測と同時に画像再構成システムの表示機能を開発した。Ｘ線ＣＴ装置は人間の内部を可視化し、様々な角度や方向から可視化することができるとともに、任意面のスキャンや３次元表示などの機能を有している。そこで、本ヘリカル模擬ＣＴ装置システムも高度なグラフィック機能を有するシステムに拡張した。さらに、実際に学生実験に導入するため、実験項目および実験方法、測定試料（ファントム）の検討を行い、テキスト等の教育資料を作成した。そして、ヘリカル模擬ＣＴ装置を用いた学生実験を想定した模擬授業を行い、参加学生と教員の意見をフィードバックし、本ヘリカル模擬ＣＴ装置システムをより充実したシステムへ発展させための検討を行った。
平成27年度の本学部２年次の医用電気電子工学実験において、この教育システムを導入して教育を行う予定である。
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