2012 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
24501200
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Prefectural University of Hiroshima |
Principal Investigator |
小川 仁士 県立広島大学, 経営情報学部, 准教授 (60259926)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宇野 健 県立広島大学, 経営情報学部, 准教授 (20305783)
佐々木 宣介 県立広島大学, 経営情報学部, 准教授 (20326424)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 情報技術基礎教育 / CSアンプラグド / 教材開発 |
Research Abstract |
平成24年度は,「コンピュータウイルスの波及と防御」,「オペレーティングシステムの記憶管理」,「オペレーティングシステムのタスク管理」について学習するCSアンプラグド教材を開発した。このうち,「コンピュータウイルスの波及と防御」に関する教材は,高大連携公開講座および実験授業において,高校生や大学生を対象に利用することで効果を確認した。また,「オペレーティングシステムの記憶管理」に関する教材は,大学生を対象とした実験授業で効果を確認した。「オペレーティングシステムのタスク管理」に関する教材は,教材開発および授業計画の立案が完了している段階である。 年度末に教材公開用サーバの立ち上げを行った。現在,これまでの教材の紹介ページを製作中である。 「コンピュータウイルスの波及と防御」に関する教材を使った授業設計については,情報処理学会全国大会にて学会発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
教材開発と授業設計を並行して行っているため,現段階ではテーマの数が若干少ないが,初年度としては順調に数が増えていっている。高大連携公開講座や実験授業の映像についても,逐次ビデオに録画し蓄積している。平成25年度に実施予定の情報発信用ウェブサイトの構築については,前倒しで着手することができた。
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Strategy for Future Research Activity |
初年度は教材開発と授業設計に力点を置いてきたので,次年度以降は,効果の検証・評価に関する研究も強化していきたい。また,研究成果の公表および他大学,高校の教員との情報交換・情報共有を促進するために,学会発表,研究論文投稿,教材公開用サーバを用いた情報発信を行っていきたい。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
初年度と同様,教材開発および授業設計に必要な物品の購入,ならびに必要な経費を支出する予定である。さらに,ウェブサイトを利用した本研究の情報発信・情報共有手段の確立のため,サーバサイドの設備増強のための機能付加と,信頼性を向上するための対策に関する経費を支出する予定である。また,学会発表や論文掲載に関わる費用を支出する予定である。
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