2013 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
24501200
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Research Institution | Prefectural University of Hiroshima |
Principal Investigator |
小川 仁士 県立広島大学, 経営情報学部, 准教授 (60259926)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宇野 健 県立広島大学, 経営情報学部, 准教授 (20305783)
佐々木 宣介 県立広島大学, 経営情報学部, 准教授 (20326424)
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Keywords | 情報技術基礎教育 / CSアンプラグド / 教材開発 |
Research Abstract |
平成25年度は,「LANのメディアアクセス制御方式」について,具体的には「トークンパッシング方式」および「CSMA/CD方式」について学習するCSアンプラグド教材を開発した。それぞれ,大学生を対象とした実験授業で効果を確認した。 また,昨年度開発した「オペレーティングシステムの記憶管理」を学習する教材は,研究室の高等学校教育職員免許「情報」の教育実習生が実習先の授業で利用し,効果を確認した。さらに,本学で8/20に開催された高大連携公開講座において,高校生を対象にした体験授業に活用することで効果を再確認した。 教材公開用サーバについては,教材の紹介ページを製作中である。 「オペレーティングシステムの記憶管理」に関する教材を使った授業設計については,情報処理学会第76回全国大会において学会発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2年目が終わり,徐々に教材のバリエーションが増えてきた。教材開発と授業設計を並行して行いながら,実験授業,教育実習,高大連携公開講座など,効果の検証の場を広げながら進めて行くことができている。
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Strategy for Future Research Activity |
3年目以降は,効果の検証・評価に関する研究を強化し,研究成果の公表および他大学,高校の教員との情報交換・情報共有を促進するために,学会発表,研究論文投稿,教材公開用サーバを用いた情報発信をさらに進めていきたい。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
学外への研究発表用の旅費を確保していたが,出張の日程調整がうまくいかず目標回数を達成できなかった。 昨年度は学会発表など情報発信が不十分だったので,今年度は学会発表や論文掲載に関わる費用を重点的に支出する予定である。さらに,教材開発および授業設計に必要な物品の購入,ならびに必要な経費を支出する予定である。また,ウェブサイトを利用した本研究の情報発信・情報共有手段を安定的に運用するための経費についても支出していく予定である。
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