2014 Fiscal Year Research-status Report
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24501200
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Research Institution | Prefectural University of Hiroshima |
Principal Investigator |
小川 仁士 県立広島大学, 経営情報学部, 教授 (60259926)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宇野 健 県立広島大学, 経営情報学部, 准教授 (20305783)
佐々木 宣介 県立広島大学, 経営情報学部, 准教授 (20326424)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 情報技術基礎教育 / CSアンプラグド / 教材開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度は,「オペレーティングシステムのタスク管理」,「マルチプログラミング」について,具体的には「先着順サービス方式」,「最短ジョブ優先方式」,「優先度方式」,「ラウンドロビン方式」について学習するCSアンプラグド教材を開発した。それぞれ,大学生を対象とした実験授業で効果を確認した。 8月に同じ研究テーマで研究を行っている東京電機大学の福岡久雄教授と意見交換を行い,12月に情報処理学会コンピュータと教育研究会127回研究発表会において連名で論文を発表した。 昨年度開発した「LANのメディアアクセス制御方式」を学習する教材については,授業設計も含めて,情報処理学会第77回全国大会において学会発表した。 これらの教材の紹介ページについては,教材公開用サーバ上で公開予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
3年目が終わり,教材のバリエーションは豊富になったが,教材を紹介するページの作成が追い付かなくなっている。教材開発と授業設計を優先して行っているためで,今後は教材公開用サーバを効果的に利用し,情報発信を加速しなければならない。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は最終年度になるので,研究成果の公表および他大学,高校の教員との情報交換・情報共有を促進するために,一層学会発表,研究論文投稿,教材公開用サーバを用いた情報発信を行っていく。
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Causes of Carryover |
ウェブサイトを利用した本研究の情報発信・情報共有手段を拡充するための人件費・謝金等を確保していたが,教材開発および授業設計に費用と時間をかけ過ぎたため,目標額を達成できなかった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
今年度は学会発表や論文掲載に関わる費用を重点的に支出する予定だが,併せて研究成果の公表および他大学・高校の教員との情報交換・情報共有を促進するために,ウェブサイトを利用した本研究の情報発信を拡充するための費用を支出していく予定である。
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