2015 Fiscal Year Annual Research Report
ライフステージを通じた体重と女性乳がんとの関連に関する研究
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24501367
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Research Institution | National Cancer Center Japan |
Principal Investigator |
片野田 耕太 国立研究開発法人国立がん研究センター, がん対策情報センター, 室長 (00356263)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 邦彦 群馬大学, 保健学研究科, 教授 (80282408)
水沼 英樹 弘前大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (10125875)
鈴木 礼子 東京医療保健大学, 医療保健学部, 准教授 (20616239)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 乳がん / 体重 / 肥満 / エストロゲン / プロゲステロン |
Outline of Annual Research Achievements |
出生時体重と乳がんおよび糖尿病との関連 昨年度まで出生時体重の標準化、およびベースラインデータの妥当性の検証を行った。その結果に基づき、今年度は出生時体重と乳がんおよび2型糖尿病糖尿病との関連について検討した。乳がんについては出生時体重との関連が観察されなかった一方、2型糖尿病とは負の関連が見られ、出生時体重100g増加当たりの2型糖尿病のオッズ比は0.93(95%信頼区間0.90–0.96)であった。妊娠週数に応じた出生時体重のパーセンタイルも同様に2型糖尿病と負の関連が見られたことから、子宮内の胎児の栄養状態が成人後の2型糖尿病発症に関与している可能性が示唆された。
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Research Products
(3 results)