2014 Fiscal Year Research-status Report
気候変動における漁業や漁村社会の適応力向上対策づくり
Project/Area Number |
24510057
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Research Institution | Sophia University |
Principal Investigator |
まくどなるど あん 上智大学, 地球環境学研究科, 教授 (80625012)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 海女さん / 入り会い / 適応策 / 気候変動 / 漁業権 / 適応力 |
Outline of Annual Research Achievements |
海女さんへの季節ごとに聞き取り調査を行った。具体的には、季節ごとにどのような活動を行うのか、年々余さんのか集うには変化があるのかについてのインタビュー調査を行った。 昨年度は、以下の三点において貢献した。第一に、水産庁の日本型海洋保護区域の政策づくりに貢献した。 第にに、生物多様性に配慮した漁業推進政策づくりに貢献した。第三に、石川県における海女文化の無形文化財指定にも貢献し、それに関わる小規模漁業関連の政策の見直しにも貢献した。 研究の成果については、外部にも積極的に行っている。昨年度は、韓国で開催された生物多様性条約の会議でCOP12でサステイナブル・オーシャン・イニシアチブのエクスパートとして講義を行った。また国連の農業食糧機関の漁業関係のコンサルタントとして、インドネシア政府の農業・漁業の政策見直しのワークショップにて、エクスパートとして講義を行った。さらに石川県の海女の無形文化資産の認定後の記念フオーラムで講義を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究が遅れた理由は、下記の通りである。第一に、本研究の主なフイールド調査は、海女さんへのインタビューであるが、実際にインタビューに応じてくれる海女さんを確保するのに時間を要したこと、第ニに、協力者の調整が充分ではなかったこと、第三に、フイールドワークを実施していく中で、新たなる手法を提案する必要が生じたこと、 これら三点の理由から、次年度以降にそのとりまとめを行わなければなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の研究の推進方策として、以下の二点を予定している。 第一に、石川県輪島市・金沢市でのフイールド調査(主に海士自治会、船頭さん、海女さんへのインタビューや参与観察)にかかる旅費、第二に、報告書の製本費用として支出する予定である。
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Causes of Carryover |
本研究が遅れた理由は、下記の通りである。第一に、本研究の主なフイールド調査は、海女さんへのインタビューであるが、実際にインタビューに応じてくれる海女さんを確保するのに時間を要したこと、第ニに、協力者の調整が充分ではなかったこと、第三に、フイールドワークを実施していく中で、新たなる手法を提案する必要が生じたこと、 これら三点の理由から、次年度以降にそのとりまとめを行わなければなかった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
今後の研究の推進方策として、以下の二点を予定している。 第一に、石川県輪島市・金沢市でのフイールド調査(主に海士自治会、船頭さん、海女さんへのインタビューや参与観察)にかかる旅費、第二に、報告書の製本費用として支出する予定である。
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Research Products
(17 results)
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[Presentation] Reclaiming Identity through Food Sovereignty2014
Author(s)
Anne Mcdonald
Organizer
The Future with/or Anthropologies, International Union of Anthropological and Ethnological Sciences (IUAES) 2014 with Japanese Society of Cultural Anthropology (JASCA)
Place of Presentation
Makuhari Messe, Chiba, Japan
Year and Date
2014-05-17