2012 Fiscal Year Research-status Report
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24510192
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Research Institution | Tokyo City University |
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Principal Investigator |
郭 偉宏 東京都市大学, 環境情報学部, 教授 (30315618)
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| Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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| Keywords | 在庫管理 / 多品目 / 関連性 / データマイニング / 関連規則 / 生産計画 / スケジューリング / データベース |
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| Research Abstract |
平成２４年度の研究計画に従って研究を進め，多くの成果を上げていた。1. 在庫データの特性を考慮したマイニング技術の開発について、在庫データの特性を含む新しいデータマイニングのフレームワーク（銘柄，価格，数量をベクトル化する指標）および計算アルゴリズムの研究開発は重要なテーマであるが，在庫データの複雑性に戸惑いながら研究を進めて、関連製品に代替性がある場合のマイニング方法を考案してきた。しかし、更なる検証が必要と考えている。2. 頻出集合における品目の在庫ポリシーについて、関連規則による在庫ポリシーに関する研究はいくつか大きな成果を上げていた。品目間の関連性を考慮する生産計画やスケジューリングなどの意思決定方法について、いくつかの提案をして評価された。
また、本研究の応用例として、セル生産におけるセルと製品のグルーピング問題と解法、サプライチェーンにおけるロットサイジング問題と解法について研究をし、いくつか大きな成果を上げていた。これは本研究の将来性を示しており、これからの研究方向を示す重要な一歩である。
なお、当初予定していた研究協力者の来日は諸般の理由で実現できず、その代わりにこちらから出向いて研究セミナーを開いていた。そのため研究は支障なく進めていたが，当初より旅費の支出が増えた。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
２４年度に計画した
・在庫データの特性を考慮したマイニング技術の開発
・頻出集合における品目の在庫ポリシー
について、当初考えた内容と比べて、進展はしているが得られた成果に満足していない。理由は当初予定している研究協力者の来日が実現できなくて、互いのコミュニケーションは短期の打ち合わせが不十分であると思う。そのために２５年度には出来るだけ長い期間を持って一緒に切磋琢磨し、研究の方向性だけでなくある程度の骨格を構築するまでに研究を進めたい。
しかしながら、本研究から発展する研究は多くの研究成果を挙げていて，これまで年度別に一番数多く論文を公表できた。綜合すると研究はおおむね順調に進めていると考えている。
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| Strategy for Future Research Activity |
これまでに研究は基本的に計画に従って順調に進めていると考え，平成２５年度研究は従来の計画に従って進める。
１新データマイニングの手法が在庫システムへの影響
実データベースのもとで数理的な手法およびシミュレーションを用いて従来の分類や評価手法と比較しながら在庫システムへの影響を調査する．在庫データの特性を含むマイニング技術も平行して研究開発する。
２新評価指標をベースとした在庫政策
代替商品を用いた在庫政策に関する研究を参照しながら、独自の品目間の関連性を評価した指標を用いて，新しい在庫政策の研究を進める。
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| Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
研究を進める中で、消耗品費について節約ができ、9007円を残した。しかしおおむね計画通り執行したと考える。この金額を平成２５年度の消耗品費に組み込んで使用する。
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