2012 Fiscal Year Research-status Report
クラウド環境下での動的原本性認証とアイデンティティの認証連携の高度化の研究
Project/Area Number |
24510233
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Research Institution | Chuo University |
Principal Investigator |
大橋 正和 中央大学, 総合政策学部, 教授 (90160598)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀 眞由美 白鴎大学, 経営学部, 教授 (90259036)
|
Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
Keywords | Finland |
Research Abstract |
I.動的時刻認証データ基盤研究・認証データの存在情報の提供技術 II.クラウド環境下での分散型認証基盤におけるアイデンティティ情報への時刻認証研究 III.インターネット上の分散型認証における追跡性の対応研究 クラウド環境下でのSocial Mediaにおける授業 や実証実験により蓄積 された認証情報とをOpenIDベースの認証に対応する方式に変換してインターネット上の分散環境でデジタルコンテンツの原本性の動的追跡性に関す る研究を行った。 OpenIDベース上の認証情報の分散協調環境(クラウド)における拡張プロトコルの研究 分担者間のインタ ーネットによる分散協 調環境を利用して本研究を遂行するに当たって生成されるアイデンティティ情報および認 証データに対応できるようにネットワーク環境を整備し2大学間でクラウドの実証実験を行った 。実証のため多様ななOSおよび様々な端末からの実証が可能となった。 クラウド上での動的認証および原本性の証明のため実証実験フィールドをインターネット上での仮想空間を構築し拡張プロトコルの 実証実験を開始した。実際のインターネット利用環境に近づけるため複数台数で実証環境構築のため次年度予定していた機器を前倒 しで購入した。また、Finlandにおいて12月3、4日INFORTEセミナー"Contingency Management based on ICT"を大橋、堀、Prof.Suom i(University of Turku)で企画し東日本大震災等を事例として本研究テーマであるデータの安全性について大橋が講演した。また 、大橋が"Distinguished Lecture"として福島原発事故に関する報告と避難地域の知識に関する継承についての研究報告を行った。本研究を必要とする周辺領域の研究発表を多く行った。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
I.動的時刻認証データ基盤研究・認証データの存在情報の提供技術 II.クラウド環境下での分散型認証基盤におけるアイデンティティ情報への時刻認証研究 III.インターネット上の分散型認証における追跡性の対応研究 クラウド環境下でのSocial Mediaにおける授業 や実証実験により蓄積 された認証情報とをOpenIDベースの認証に対応する方式に変換してインターネット上の分散環境でデジタルコンテンツの原本性の動的追跡性に関す る研究 IV.OpenIDベース上の認証情報の分散協調環境(クラウド)における拡張プロトコルの研究 分担者間のインタ ーネットによる分散協 調環境を利用して本研究を遂行するに当たって生成されるアイデンティティ情報および認 証データに対応できるようにネットワーク環境を整備した 。 実証実験を実行するプラットフォームとしての仮想クラウドの構築を行い、複数台のPCをストレージと連携することにより高性能のサーバーと同じ働きを仮想クラウド上で実現した。また、様々なコンテンツをクラウド上と多様なOSおよび端末でアクセスし、アイデンティティとの連携試験を実施した。また、マイクロソフトのOffice 365のような既存のクラウドサービスとの比較検証を実施した。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度に行った次の4つの研究 I.動的時刻認証データ基盤研究・認証データの存在情報の提供技術 II.クラウド環境下での分散型認証基盤におけるアイデンティティ情報への時刻認証研究 III.インターネット上の分散型認証における追跡性の対応研究IV.OpenIDベース上の認証情報の分散協調環境(クラウド)における拡張プロトコルの研究 に引き続き25年度は次の4つの研究 I.クラウド環境下での原本性の証明に関する検証研究 認証情報に関する原本性の証明のための時刻認証に関 するタイムソースの管理・トレーサビリティに関する検証1標準時との時刻同期管理、2 タイムスタンプ局内の時刻精度、3 タイムスタンプサーバの 時刻精度、4 時刻のトレーサビリティ II. 認証情報の長期保存性の研究 クラウド上での長期保存性とコンテンツとアイデンティティのデジタル連携および原本性証明のための拡張プロトコルとのひも付けの有効性の実験を開始する。 III.クラウド環境下における協調ワークおよび形成知財への時刻認証研究 の確立 IV. アイデンティティ基盤の確立の研究 SocialMediaやクラウドの普及などに伴い従来の3Aに加えて、「アイデンティティ」を適切に運用、 およびセキュリティ上の問題がないことを保証・説明す るため、本研究では、(4)「管理・運用(Administration)」(5)「監査・追跡(Audit)」も含 めた5A が実 現されるかどうか研究する。 クラウド環境下での検証のためインターネットを介して複数台の端末とクラウド環境を設置した24年度に研究した基盤を引き続き研究のプラットフォームに利用するとともに、研究成果を総合化するために実証実験、検証用に既存のクラウドサービスとの比較研究を行う。最終年度に向けて24年度の研究基盤上に新しい研究を展開し最終年度の研究に繋げる予定である。
|
Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
研究のクラウド環境下での検証のためインターネットを介して複数台の端末とクラウド環境を設置した24年度に研究した基盤を引き続き研究のプラットフォームに利用するとともに、研究成果を総合化するために実証実験、検証用に既存のクラウドサービスとの比較研究を行う。 そのためのデータ作成、入力作業が必要である。 さらにモバイル環境下での認証情報の研究を確立するため高性能の携帯型端末が分担者に必要である。 旅費は、研究成果発表のため国内外の学会での研究発表に使用する。 消耗品費は、実証実験時の消耗品およびソフトウェアのバージョンアップ費用などに使用する。
|
-
[Journal Article] 中国と台湾の働き方の一考察2013
Author(s)
Huang Wen Cheng, Duan HajJiao, Fan Yingchen, Liu Chunli, Chen Tai-Wei, Mayumi Hori
-
Journal Title
白鴎大学大学院経営研究
Volume: 第13号
Pages: 13-41
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-