2014 Fiscal Year Annual Research Report
クラウド環境下での動的原本性認証とアイデンティティの認証連携の高度化の研究
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24510233
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Research Institution | Chuo University |
Principal Investigator |
大橋 正和 中央大学, 総合政策学部, 教授 (90160598)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀 眞由美 白鴎大学, 経営学部, 教授 (90259036)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 時刻認証 / 原本性の証明 / 拡張プロトコル / 分散型認証 / 追跡性 / クラウド / 長期保存性 |
Outline of Annual Research Achievements |
基盤の研究と応用研究、実証研究として下記の様な順序で研究を実施した。本年度は基盤研究のまとめを行った。Ⅰ.動的時刻認証データ基盤研究、Ⅱ.クラウド環境下での分散型認証基盤におけるアイデンティティ情報への時刻認証研究、Ⅲ.インターネット上の分散型認証における追跡性の対応研究、Ⅳ.OpenIDベース上の認証情報の分散協調環境(クラウド)における拡張プロトコルの研究 平成26年度は昨年度の研究を基礎にして次の4点について研究をまとね実証実験を実施した。Ⅰ.クラウド環境下での原本性の証明に関する検証研究①標準時との時刻同期管理、② タイムスタンプ局内の時刻精度、③ タイムスタンプサーバの時刻精度、④ 時刻のトレーサビリティ Ⅱ. 認証情報の長期保存性の研究 Ⅲ.クラウド環境下における協調ワークおよび形成知財への時刻認証研究の確立 Ⅳ.クラウド環境下におけるセキュリティサービス基盤としての総合化研究 1.アイデンティティ管理に関して (1)アクセス・コントロール (2)動的時刻認証の研究 (3)クラウド環境下での総合的な電子認証と原本性の証明の連携 の研究を実施し 時刻ソース、精度、精度の証明、非改ざん(完全性)を保証する情報タイムスタンプポリシー、タイムスタンプのデータ形式、発行者情報、要求者情報、元データの表現、非改ざん(完全性)を保証する情報、証明鍵、危殆化への対応、転送プロトコルなど24項目について認証情報の原本性の検証を行った。研究した成果を総合化するとともに認証の元となるデータをマルチメディアデータおよび複合データに拡張し、動的原本性の証明とアイデンティティ認証情報、ログ情報、追跡情報との蓄積と連携システムのデータをストレージに保存し本システムの有効性を検証した。これら実証研究によりクラウド上での拡張プロトコルによる認証情報の研究を取りまとめた。
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