2012 Fiscal Year Research-status Report
豪雪地域における地震により誘発される土砂と雪の複合流動現象に関する研究
Project/Area Number |
24510263
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | National Research Institute for Earth Science and Disaster Prevention |
Principal Investigator |
上石 勲 独立行政法人防災科学技術研究所, 観測・予測研究領域 雪氷防災研究センター, 総括主任研究員 (60455251)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森口 周二 岐阜大学, 工学部, 助教 (20447527)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 積雪 / 土砂 / 複合流 / 地震 |
Research Abstract |
防災科学技術研究所構内に土砂と雪の混合流動現象を再現する実験斜面を設置し、土砂と雪の混合流の発生方法や観測方法、データ収集、映像記録方法などについて検討するための試験実験を行った。その結果、2次元斜面実験で流動幅を可変型にするために、側壁を設け、斜面上部から30cmに仕切板を設け、この仕切板を持ち上げることによって土砂と雪の複合流を発生させることとした。 予備実験では、土砂と雪の混合比を変えることによって、同じ重量でも流下距離が異なって結果となった。また、土砂を下、雪を上にした場合、最初から土砂と雪を混合した場合、0℃の湿雪かマイナスの乾雪を用いた場合など、条件を変えることによって流下状況が変わってくることも分かってきた。 また、土砂と雪の2相の運動解析シミュレーションを解析し、各種条件を変化させ、模型実験を再現するよう係数のチューニング等を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
1年目の計画である積雪と土砂の服傍流の再現実験と運動解析プログラムの開発および再現実験が可能となったため。
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Strategy for Future Research Activity |
来年度以降は、昨年度実施した予備実験を踏まえ、各種条件での実験を継続して実施するとともに、運動解析プログラムによる解析をさらに進め、そのメカニズムの解明を行っていく。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
該当なし
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