2017 Fiscal Year Annual Research Report
An integrated study of stative predicates: Morphology, syntax and semantics of Japanese adjectivals and copula
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24520435
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Research Institution | The University of Kitakyushu |
Principal Investigator |
漆原 朗子 北九州市立大学, 基盤教育センター, 教授 (00264987)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 形態論 / 統語論 / 意味論 / 状態性述語 / 形容詞 / 繋辞 / コピュラ / 名詞前修飾 |
Outline of Annual Research Achievements |
研究代表者の漆原は、研究期間中に得られた知見を活用しつつ、.“Grammatical Processes” in Sapir’s Language (1921): From the viewpoint of contemporary morphology. 『北九州市立大学国際論集』第 15 号、pp. 113-132.を出版した。サピアの形態論に関する基本的概念を整理し、それらが現代の形態論の異なる立場にどのように影響を与えたり、継承されていたりするかについて議論した。 それらもふまえ、本研究遂行中に着想を得た、オノマトペの述語化に関する考察を深め、2017-2021年度基盤研究(C)に「分散形態論の批判的検証:オノマトペの述語化と英語の転換に着目して」という課題名で応募、採択された。 その際には、本研究での連携研究者である岸本 秀樹(神戸大学)、多田 浩章(福岡大学)に加え、名詞句の構造、名詞前修飾、形容詞の修飾について多くの研究業績を有する渡辺 明(東京大学)も連携研究者としての参加を要請し、快諾を得た。
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Research Products
(1 results)