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2012 Fiscal Year Research-status Report

英語史における付加疑問文の文法化・主観化研究

Research Project

Project/Area Number 24520543
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionTottori University

Principal Investigator

福元 広二  鳥取大学, 地域学部, 准教授 (60273877)

Project Period (FY) 2012-04-01 – 2015-03-31
Keywords英語史 / 付加疑問文 / 文法化 / 主観化
Research Abstract

平成24年度においては、まず付加疑問文についての資料収集を行い、現代英語における付加疑問文がどのように記述されているかを理論的研究を含めて調査した。また、ほとんどの文法書に関して、付加疑問文の記述が見られたが、歴史的な考察に関するものはほとんど見られなかった。
しかし特定の作家に関する付加疑問文の資料が幾つか見つかり、特に後期近代英語における付加疑問文の使用に関してまとめることができた。
また、平成24年度においては、中英語に関する付加疑問文の調査を行った。予想していた通り、現代英語のような付加疑問文は見られなかったが、付加疑問文と同様の機能を表す様々な表現が見られた。そして、中英語におけるデータを収集していき、幾つかの
機能に分類を行った。中には、現代英語の付加疑問文に相当するのか判断が難しいものも見られたが、一定のルールに基づいて分類を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

先に提出していた研究計画にしたがって、まず平成24年度では、中英語における付加疑問文の機能を表している表現について調査を行った。中英語においても様々なジャンルがあり、現代英語の付加疑問文に相当するのかどうか判定が難しいものも当然ながら見られたが、ルールを設定して分類することができた。

Strategy for Future Research Activity

今後については、交付申請書の通り、初期近代英語期と後期近代英語期についての付加疑問文の調査を進めていく予定である。具体的には、初期近代英語期における主に演劇作品におけるデータを収集していく予定である。そして、現代英語のような付加疑問文が見られる以前の時期のデータを中英語と同じような方法で分類していく。また現代英語のような付加疑問文がいつごろ見られるようになるのかを明らかにしていく。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

研究費の使用計画については、初期近代英語期の演劇に関する資料を購入する。また、付加疑問文の研究のために理論的な図書の購入も進める。さらには、10月に国内で学会発表を行う予定であるので、その旅費に充てることを予定している。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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