2014 Fiscal Year Annual Research Report
EPA介護福祉士候補者を対象とした国家試験受験に向けた漢字学習ウェブサイトの開発
Project/Area Number |
24520581
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
中川 健司 横浜国立大学, 国際戦略推進機構, 准教授 (20382830)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 英三 長野大学, 社会福祉学部, 教授 (00549991)
山岸 周作 長野大学, 公私立大学の部局等, 研究員 (30548079) [Withdrawn]
宮本 秀樹 常磐大学, コミュニティ振興学部, 准教授 (40453401)
布尾 勝一郎 佐賀大学, 全学教育機構, 准教授 (90448019)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 介護福祉士国家試験 / 漢字語彙 / 学習ウェブサイト |
Outline of Annual Research Achievements |
介護福祉士国家試験対応漢字学習ウェブサイト「介護の漢字サポーター」は2012年度に英語版、2013年度にインドネシア語版を一般公開するに至った。同サイトは複数の現場でEPA介護福祉士候補者の学習支援に用いられている。しかし、学習支援のニーズは①国家試験受験に向け介護専門用語を習得する段階、②ワークブックや国家試験の過去の問題の内容理解のため精読する段階、③国家試験直前に集中的に過去の問題をこなす段階と学習段階により異なる。「介護の漢字サポーター」は①の段階において、専門用語そのものを理解、学習するには有効であるが、②③の段階においては必ずしも効率的な学習支援を行えるわけではない。そこで、上記の②③の段階における学習支援を目的として、自律学習に向けた介護専門用語検索ウェブサイト「介護のことばサーチ」試行版(http://kaigo-kotoba.com/)を開発し、一般公開した。本サイトは、2123語の介護専門用語(及びその語の読み、英訳、インドネシア語訳)を掲載しており、PC、モバイル端末、タブレット端末、スマートフォンでも利用可能である。 本サイトの独自性として以下のA.~D.が挙げられる。 A.検索機能(候補者が様々な手がかりから介護専門用語を調べられるように、漢字、ひらがな、カタカナ、英語、インドネシア語から検索できるように設計されている)、B.国家試験の領域・科目ごとに語彙を提示(国家試験に向けた通常の学習では科目ごと、領域ごとに学ぶことが多いため、領域・科目ごとに語彙を提示できる機能を搭載した)、C.メモ機能(調べた用語を一時的に記録できるメモ機能を搭載した。)、D.クイズ機能(科目ごとにその語を日本語でどう言うかたずねるクイズを出題する機能を搭載した。)
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Remarks |
(1)はEPA候補者の介護福祉士国家試験受験に向けた漢字・語彙学習の効率化を目的とした、国家試験の科目別に頻出する単漢字、二漢字語(漢字2字からなる熟語)、専門用語を互いに関連付けて学ぶことができる学習ウェブサイトであり、(2)はそのインドネシア語版。(3)は介護専門用語の検索に特化したウェブサイトであり、(4)は漢字学習ウェブサイト「介護の漢字サポーター」の情報提供サイトである。
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