2013 Fiscal Year Research-status Report
海外における日本語非母語話者教師と母語話者教師の協働に関する基礎的研究
Project/Area Number |
24520593
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Research Institution | Setsunan University |
Principal Investigator |
門脇 薫 摂南大学, 外国語学部, 准教授 (40346581)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中山 英治 いわき明星大学, 人文学部, 准教授 (50546322)
高橋 雅子 立教大学, ランゲージセンター, 講師 (60635910)
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Keywords | 海外の中等教育 / 日本語母語話者教師 / 日本語非母語話者教師 / 教師間協働 / ティームティーチング / 国際情報交換 / 韓国:タイ |
Research Abstract |
本研究2年目は、以下の調査を行った。 1 文献調査:日本語教育の4種の論文集(総論文数 733本)において、海外における日本語非母語話者教師と母語話者教師に関する論文を選出し、分析した。 2 海外における実態調査:(1)韓国の高校の日本語授業におけるティームティーチングの実態調査(授業観察・日本語非母語話者教師及び日本語母語話者教師対象の聞き取り調査・学習者対象の質問紙調査(2)タイの日本語母語話者教師対象の質問紙調査(3)韓国の日本語母語話者教師対象の質問紙調査 また、海外の日本語教育研究として、各国の中等教育の日本語教育事情・教育政策・最近の動向について、本研究に関わるメンバーの間で「教師間協働研究会」を4回開催し、意見交換を行った。 これらの調査結果から得られた研究成果を、国内及び海外の研究会や学会にて発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
タイと韓国における調査を予定どおり、2年目に実施することができた。
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Strategy for Future Research Activity |
調査結果をより詳細に分析し、成果を国内及び海外において発表する。 最終年度の総括を行う。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
より多くのデータを収集するため調査期間を延長した。 その分析結果を最終年度に海外で発表することにした。 最終年度である次年度にオーストラリアで開催される国際研究大会において成果を発表する。
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Research Products
(4 results)