2013 Fiscal Year Research-status Report
小学校英語活動におけるICTを活用した国際交流プログラムの構築
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24520715
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Research Institution | Niigata University of Management |
Principal Investigator |
山本 淳子 新潟経営大学, 経営情報学部, 准教授 (30372832)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
仲川 浩世 関西外国語大学短期大学部, 英米語学科, 准教授 (70571595)
鈴木 輝暁 新潟経営大学, 経営情報学部, 教授 (60584331)
横山 泰 新潟経営大学, 経営情報学部, 准教授 (40454219)
東川 輝久 新潟経営大学, 経営情報学部, 講師 (70567601)
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Keywords | 小学生 / 英語活動 / リスニング / スピーキング / リーディング / ICT |
Research Abstract |
小学生に対する文字指導の可能性を探るため、「海外の小学生に手紙を書く」,「手紙を読む」,「映画で表現を覚える」など,8つの活動を35単位時間の中に取り入れ,約1年後に8種類の活動について,5段階評価と自由記述によるアンケートを実施した。その結果、どの活動においても文字指導に対する抵抗感は見られず、覚えるためには読み書きが必要だと考えている児童が過半数を占めること、学習に「楽しい」要素を求めていることなどが明らかになった。この結果を踏まえ、ライティング、リーディングを含めた四技能をバランスよく伸ばすカリキュラムを開発している。 iPodを使った小学生向けのコミュニケーション型英語学習ソフトで、児童が主体となり自分が学びたい単語をデータベース化するため内発的な動機付けによる学習効果が期待できる。 Xcodeという 開発ツールを使って写真と文字を組み合わせ、データを蓄積する。iクラウドと共有させることで、ほかの指導者とも内容を共有することが可能である。また、持ち運べるために教室内外で学習させることができる。詳しい機能として、①ホーム画面の起動②写真の撮影と登録③音声のレコードと登録④スペルの登録⑤単語登録リスト⑥単語リスト などがある。 このアプリを使わせることで、児童が覚えたい単語を耳と目で確かめながらいつでもどこでも発音練習することができる。また、単語の登録時に、正しい発音を指導者から学んで録音するため児童と指導者とのコミュニケーションを促進させることも可能となる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
無線LANの規格のひとつである、Wi-Fiを使ってネットワークシステムを構築しようとしたが、ソフトウェアの不具合があり、開発が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
Wi-Fiのようなネットワークではなくパソコン同士の接続、つまり、iPod touchとパソコンを直接つなげることで、稼働させることが可能となるので、その方向で開発を進めている。また、既存のSNSサービスを利用することも可能性として残している。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
海外の学会での発表を予定していたが、開発中のアプリが完成しなかったため断念したため。 完成した成果物を小学校で実践し、クラスルームリサーチで得られたデータを分析し、その結果を海外の学会で発表する。
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Research Products
(2 results)