2014 Fiscal Year Annual Research Report
不完全合理的期待形成に基づく企業の最適投資行動方策に関する研究
| Project/Area Number |
24530371
|
|---|
| Research Institution | Kinjo Gakuin University |
|---|
Principal Investigator |
中村 正治 金城学院大学, 生活環境学部, 教授 (30350953)
|
|---|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中川 覃夫 愛知工業大学, 経営学部, 教授 (60076544)
近藤 仁 南山大学, 経済学部, 教授 (60121456)
中山 惠子 中京大学, 経済学部, 教授 (90207944)
|
|---|
| Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
| Keywords | 金融工学 / 確率過程 / 信頼性理論 / 累積損傷モデル |
|---|
| Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度は，企業の不完全合理的期待を仮定した投資・資金調達行動の債券価格変動の分析フレームワークのモデル構築を行い，さらに，これらのモデルをもとにしたファイナンスSupply Chain Management（FSCM)システムを構想し，実用化を行う予定であった．
投資・資金調達行動の制約条件を金利変動と考え，金利環境や金利水準による変動を考察して，定められた期間内における企業の信用リスクを低減する最適な投資や資金調達の量と間隔（回数）を決定する．これらのメカニズムの理論の応用として，国内，海外の学会や雑誌に研究を発表した．国内では日本オペレーションズ・リサーチ学会，電子情報通信学会，教育システム情報学会において研究発表を行った．海外における国際学会では，QR2MSE2014,ISSAT2014,APARM2014において研究発表を行った．また，これらの研究を海外の雑誌，IEEE Transactions on Reliability， European Journal of Operational Research,International Journal of Performability Engineering，Applied Mathematics & Information Science，Quality and Safety Engineeringで発表した．
|
