2012 Fiscal Year Research-status Report
1970年代以降の情報通信産業における日本的特質ーシステム利用者の視点から
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24530405
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kokushikan University |
Principal Investigator |
池元 有一 国士舘大学, 経営学部, 准教授 (90517129)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古谷 眞介 大阪産業大学, 経済学部, 准教授 (00396897)
宇田 理 日本大学, 商学部, 准教授 (80298132)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 情報通信産業 / ユーザー・利用者 / 歴史・産業史 / コンピュータ / 制度 / 技術 / ユーザーニーズ / 多角化 |
Research Abstract |
2012年度は7回の研究会を行った。第1回(2012/05/19、明治大学)は、本研究会における課題と方法について第2回(2012/08/09、国士館大学)、第3回(2012/08/09、同)、第4回(2012/10/14、同)、第5回(2012/10/21、同)は学会報告に向けて各自報告を行いその成果を経営史学会(2012/11/04、明治大学)で報告した(後述)。第6回(2013/01/07、東京大学)は学会報告の反省に当てた。第7回(2013/03/22、同)は、研究分担者(戦後日本の情報通信産業の歴史研究序説)と研究協力者(東アジアの企業間競争(IT分野))が報告を行った。 2012年度の研究成果は、研究代表者、研究分担者2名、研究協力者1名で「コンピュータと通信の融合の経営史 日本の情報通信の通時的理解に向けて」と題し、経営史学会全国大会のパネルディスカッションIIIで報告した(2012/11/04・9:00から12:00、明治大学)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2012年度は7回の研究会を行った。また、その研究成果の一部は、研究代表者、研究分担者2名、協力者1名で「コンピュータと通信の融合の経営史 日本の情報通信の通時的理解に向けて」と題して、経営史学会全国大会のパネルディスカッションIII(2012/11/04・9:00から12:00、明治大学)で報告した。報告内容は各自の研究分担に沿った形で、「趣旨説明」、「第1の変革期:公社の一元管理体制下でのコンピュータと通信の融合」、「第2の変革期(前半):回線自由化の中でのコンピュータと通信の融合」、「第3の変革期(後半):インターネット移行期におけるコンピュータと通信の融合」、また、2名の方にコメントをお願いした。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の研究の推進方法は、前年度から引き続き年間6回程度の研究会を予定している。研究会では、研究目的に沿った個別報告を行い全体で議論し評価する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
昨年度、学会が首都圏だったため学会報告用の交通費等が節約できた。また、報告者が予定より少なかったため研究費に余剰が生じた。次年度の研究費の使用計画は、年間6回程度の研究会の交通費、学会に参加する際の交通費、書籍の購入費、資料の複写費などの他、若干資金に余裕があるので集中的に成果報告と議論ができるように合宿を予定している。
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