2014 Fiscal Year Annual Research Report
IT投資効果向上に関する研究―組織の状況・状態・変革プロセスからのアプローチ
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24530425
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Research Institution | Senshu University |
Principal Investigator |
飯塚 佳代 専修大学, 公私立大学の部局等, 教授 (80433861)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮本 道子 秋田県立大学, システム科学技術学部, 教授 (30469598) [Withdrawn]
工藤 周平 秋田県立大学, システム科学技術学部, 助教 (60549153) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 企業情報システム / IT投資効果 / 事業とITの整合 / IT導入成功要因 / 業務改革 / 組織構造タイプ / 業務標準化レベル |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度については①平成25年度後半に連携研究者、研究協力者とともに新たな形で実施した文献サーベイの結果の発表、②新たな文献サーベイの結果をもとに分析をモデルを構築し、業界団体の企業のIT動向に関する最新の調査データの分析、③ ②で構築したモデルの中で、②で行った分析ではデータ項目が不足した点を中心に、調査設計を行い、アンケート調査を実施した。また、平成26年は、研究代表者の活動拠点が神奈川から京都に移ったことに伴い、本研究は昨年度から活動している研究協力者や連携研究者を含む体制で京都を活動拠点として実施した。
①については、平成25年度前半のまでの活動において、今後研究を発展させるために不足していた観点を中心に、平成25年度後半に研究協力者を含めて新たな形で実施した文献サーベイの分析結果を発表した(Takei, Y. Nagase, R. and Iizuka, K, ISBM2015)。 ②については、新たな文献サーベイ結果をもとにモデルを構築し、業界団体の協力を得て企業のIT動向に関する最新の調査のデータを分析し、連携研究者や研究協力者とともに分析した結果について著書(Iizuka, K., Taguchi, Y. and Suematsu, C.)および論文誌(Iizuka, K. Takei, Y. Nagase, R. and Suematsu, C., International Journal of Business and Information, Vol 9, No 3)で発表した。 ③については、組織構造の違いによる成功要因や業務モデルの標準化レベルなど、①や②で構築したモデルについて②で行った分析ではデータ項目が不足していた項目を中心に調査設計を行い、アンケートを実施した。分析結果に、平成27年度中に発表予定である。
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Research Products
(3 results)