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2012 Fiscal Year Research-status Report

日本企業の情報統合を支援する組織的仕組みについて―情報システム部の調査とともに―

Research Project

Project/Area Number 24530434
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionOsaka Gakuin University

Principal Investigator

石倉 弘樹  大阪学院大学, 企業情報学部, 教授 (30252472)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 喜田 昌樹  大阪学院大学, 企業情報学部, 教授 (40278552)
奥田 真也  大阪学院大学, 流通科学部, 准教授 (40351431)
後藤 晃範  大阪学院大学, 企業情報学部, 准教授 (70331684)
Project Period (FY) 2012-04-01 – 2016-03-31
Keywords経営学 / 企業情報システム / ERP
Research Abstract

公開企業の経営企画担当者に企業内情報活用に関する質問表を送付し、回収し、集計した。
ERPシステムの導入により、企業内情報システムは会計情報システムをはじめとして、各情報システムが統合されつつある。しかしながら、全ての情報システムが同時に統合されているわけではなく、企業によってどのシステムから統合されるかには違いがある。また、システム統合によって、情報システムによる情報活用が改善されているか否かには疑問の余地もある。本研究の目的は企業の情報統合の程度がどのような要因で決定されているか、そしてその結果企業の情報システムの質や量がどの程度影響を受けるかにあるため、これらについて調査、集計を行った。
研究の初年度にあたる24年度は、これまで研究代表者および研究分担者が、本研究課題に関連する研究をおこなっているため、これらの整理・検討を行い、それを元に質問票の設計を最初に行った。さらに、回収、配布を終了した。4 月から9 月までに、内外の先行研究の整理、7月から10月までに質問票項目の作成、これ以降に、質問票の配布・回収を行い、3月にこの結果を集計した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

調査表を作成し、送付し、回収し、集計することができた。調査票質問事項の内容は吟味を重ねた結果概ね満足できるものとなった。ただ残念なことにアンケートの回収率は低かった。各社の経営の本質に関する質問が多かったために、回答し辛かった可能性がある。次回調査するときの回収率向上の方策を検討しなければならない。

Strategy for Future Research Activity

質問票調査の結果の分析をおこなっていくと同時に、成果がまとまり次第、学会・国際会議等で成果の発信をおこなう。質問票の作成、配布、回収が終わっていない場合には、まずこの点を優先的に実行する。具体的には先ずアンケート結果の単純集計を行い,次に質問間のクロス集計により企業内で生じている問題点を抽出する。続いて多変量解析、データマイニングなどの手法により、問題の構造化を試みるとともに予測されていた問題点との関係を分析する。
研究の第3年度(平成26年度)においては、引き続き質問票調査の結果の分析をおこなっていくと同時に、積極的に、学会等で成果の発信をおこなう。発表学会としては、International Conference on Production Research、生産管理学会、組織学会、会計学会、経営分析学会、大阪学院大学企業情報学会などを想定している。
最終年度(平成27年度)においては、さらにもう一回質問票調査をおこなう。これにより、3年間の差異を見ることができる。研究が順調に推移しない場合であっても、現時点で質問票の作成には見通しを立てており、これらの集計結果については、報告が可能であると考えている。また平成26年度に学会発表した内容について論文化し、投稿を行う。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

一年目の調査により得られた結果を発表するための国内外の学会出張費、集計したデータを分析するためのコンピュータ用品、ソフトウエア購入費などへの支出を計画している。

  • Research Products

    (2 results)

All 2013

All Journal Article (1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] 日本企業の物的生産性に関する考察2013

    • Author(s)
      石倉弘樹
    • Journal Title

      大阪学院大学 企業情報学研究

      Volume: Vol.11 No.3 Pages: 未定

  • [Presentation] 日本企業の物的生産性と価値的生産性の考察2013

    • Author(s)
      石倉弘樹
    • Organizer
      日本生産管理学会
    • Place of Presentation
      椙山女学院大学
    • Year and Date
      20130322-20130324

URL: 

Published: 2014-07-24  

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