2014 Fiscal Year Research-status Report
日本企業の情報統合を支援する組織的仕組みについて―情報システム部の調査とともに―
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24530434
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Research Institution | Osaka Gakuin University |
Principal Investigator |
石倉 弘樹 大阪学院大学, 商学部, 教授 (30252472)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
喜田 昌樹 大阪学院大学, 経営学部, 教授 (40278552)
奥田 真也 名古屋市立大学, 経済学研究科(研究院), 准教授 (40351431)
後藤 晃範 大阪学院大学, 経営学部, 准教授 (70331684)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 情報活用 / 組織的支援 / 企業風土 / 企業内情報活用 |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度までに得た単純集計の結果を「日本企業の情報統合を支援する仕組みに関する研究-経営企画部へのアンケート調査の単純集計結果-」として2015年3月に日本生産管理学会年次大会で発表し,大阪学院大学商・経営学論集に「企業内情報活用に関する調査」として2015年3月に印刷れた。またこれらの単純集計のデータについて多変量解析を行い,リーダーからの情報活用の組織的支援を受けることが,最終的に情報活用の効果を上げていることを明らかにした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
第一回目のアンケートについては単純集計の結果を公表し,このデータを元にした多変量解析を終えた。この中で情報活用を有効に行っている企業ではリーダーからの情報活用への組織的支援が行われていることが明らかになった。この研究の目的は情報活用を有効に行えている企業についての一般性を見つけることにあったため,当初の目標を達成しつつあると考える。
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Strategy for Future Research Activity |
最後の一年は多変量解析の結果を論文にし,ここで明らかにした事実を第二回目のアンケートにより実証する。そのことにより,上記の事実を第二回目のアンケートにより実証する。
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Causes of Carryover |
多変量解析の結果を国際会議で発表する予定であったが,間に合わなかったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
今年度カナダで開かれる国際会議で発表し,専門家との議論を行う予定である。
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Research Products
(6 results)