2013 Fiscal Year Research-status Report
企業家活動的キャリア戦略の日本的課題の解明:地域の産業創造のボトルネックの分析
Project/Area Number |
24530468
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
山田 仁一郎 大阪市立大学, 経営学研究科, 准教授 (40325311)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松岡 久美 香川大学, 経済学部, 准教授 (30325310)
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Keywords | 企業家 / キャリア戦略 / サイエンス産業 / 文化コンテンツ産業 / 事業創造 / オーナーシップ / 出口(エグジット) |
Research Abstract |
本研究の目的は、わが国の企業家活動の活力を高めるために、どのような課題が産業のエコシステムの変化の中で存在しているのか、キャリア戦略の観点から解明することである。本年度は、サイエンス産業と文化産業の双方のケーススタディの作成を通して、企業家の心理的オーナーシップのあり方が事業創造の出口戦略とキャリア戦略の双方に影響を与える過程について、理論構築を行った。日本の企業家研究の文献ネットワーク分析も実施し、理論的課題についても探索を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ケーススタディの蓄積も少しずつ進んでいる。理論構築の面でも、学会発表と学術査読論文の発表など順調に進行している。ややサイエンス型産業が先行し、文化コンテンツ産業調査が相対的に遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
ケーススタディの蓄積と理論構築の成果と課題について、学術書の出版と国際会議等の機会を通して発表し、体系化していく点が今年度の大きな課題となっている。
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Research Products
(8 results)