2014 Fiscal Year Annual Research Report
市民社会における介護サービス供給のあり方とサービスの質の測定方法に関する研究
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24530699
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
山井 弥生(斉藤弥生) 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (40263347)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | ソーシャルエンタープライズ / 高齢者介護 / サービスの質 / 市民社会 / スウェーデン / 協同組合 / 国際研究者交流 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究はエーシュタ・シュンダ―ル大学(スウェーデン)教授のヴィクトール・ペストフ氏との共同研究であり、平成26年度(2014年度)は本研究の最終年度であった。研究調査実績は次のとおりである。 1)ヴィクトール・ペストフ教授の招へい時(2014年5月16日-6月1日、10月31日-11月13日)における調査研究会と公開研究会の実施:本年度はペストフ教授を大阪大学国際共同研究推進事業(代表:苧阪満里子・大阪大学教授)により2回招へいし、その滞在期間に①前年度の日本各地の協同組合医療・介護に関するフィールド調査の結果と整理分析、②質問紙調査の実施計画づくりを行った。その結果、2015-2017年度学術振興会科学研究費補助金(基盤C)に申請し採択され、本研究は発展的継続されることとなった。 また学術的な社会貢献として、5月には大阪で'The roles of the third sector in democratizing the welfare state'、11月には埼玉と大阪で'Co-Production at the Crossroads:Implications of different public administration regimes'というタイトルで公開研究会を開催し、当該分野の研究者および医療・介護従事者の参加のもとで、介護・医療供給における市民セクターの役割について議論した。 2)研究成果の発表:フィールド調査の概要と調査結果をworking paperとして、英語と日本語で作成中であり、今後、質問紙調査の結果とともに、ペストフ教授との共著にしていく計画である。刊行物としての成果はまだ数が少ないものの、2016年度にはすでに学会等での口頭発表3件(うち1件は国際学会)が確定しており、論文執筆につなげる計画である。
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Research Products
(7 results)
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[Presentation] Co-production and health care in Japan2015
Author(s)
Victor Pestoff, Yayoi Saito and Johan Vamstad
Organizer
5th EMES International Research Conference on Social Enterprise
Place of Presentation
Helsinki Deaconess Institute (Helsinki, Finland)
Year and Date
2015-06-30 – 2015-07-03
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