2014 Fiscal Year Annual Research Report
社会福祉施設における文書等のアーカイビングに関する事例研究
Project/Area Number |
24530725
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Research Institution | Shukutoku University |
Principal Investigator |
桜井 昭男 淑徳大学, その他部局等, その他 (60619667)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古宇田 亮修 淑徳大学, その他部局等, 研究員 (80445147)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 文書管理 / アーカイブズ / 社会福祉施設 |
Outline of Annual Research Achievements |
マハヤナ学園撫子園所蔵文書を保存しているダンボールの多くが破損してしまっているため、今後の保存のことを考え、新しくて丈夫なダンボールに文書を入れ替える作業を実施した。ダンボール数は64箱に達した。 昨年度までに作成したマハヤナ学園撫子園所蔵文書目録の確認作業を実施し、いくつかのデータについて修正を行った。また、まだ未整理であった写真資料の整理・目録作成作業を実施した。さらに昨年度に引き続き、マハヤナ学園撫子園の事務長や事務担当者に対して、現用文書の管理などについて聞き取り調査を実施した。これらの成果は報告書に活かすことができた。 昨年度まで実施してきたマハヤナ学園撫子園所蔵文書の写真撮影を今年度も実施し、重要と思われる文書約10,000コマ分についてのデジタル化作業を行った。これによって重要な文書のデジタル化を進めることができた。 今年度は報告書の作成に向け、①現用文書の管理、②非現用文書の管理(分類項目の策定)、③デジタル・アーカイブズと文書保存、④社会福祉施設へのアンケート、の4項目に分けて研究代表者・研究分担者・連携研究者で担当を決め、それぞれでまとめの作業を行うとともに、適宜情報の交換や検討のための打合せを行った。以上の活動を踏まえて、2015年3月には科学研究費補助金研究成果報告書『社会福祉施設における文書等のアーカイビングに関する事例研究』を刊行した。 上記の活動のために開催した研究会は、2014年4月26日・5月10日・5月19日・7月12日・7月16日・7月21日・8月8日・8月9日・8月19日・8月28日・11月18日・12月19日・12月20日・2015年3月7日の計14回に及んだ。
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