2013 Fiscal Year Research-status Report
リフレクティブなファミリーソーシャルワーク実践教育プログラムの開発的研究
Project/Area Number |
24530763
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Research Institution | Kansai University of Welfare Sciences |
Principal Investigator |
新川 泰弘 関西福祉科学大学, 社会福祉学部, 准教授 (60352861)
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Keywords | リフレクション / ファミリーソーシャルワーク / 地域子育て支援拠点 / 実践教育プログラム / Web-site型データベース |
Research Abstract |
ファミリーソーシャルワーク実践に関する調査研究と、ファミリーソーシャルワーク実践を担う専門的人材への実践教育研究との関連性と両研究の必要性を明らかにするため、ファミリーソーシャルワーク実践に関する調査研究の成果に基づいたファミリーソーシャルワーク実践教育研究に取り組み、相互の関係性について検討した。その上で、ファミリーソーシャルワーク実践教育プログラムの叩き台となる実践教育の構造を明示するとともに、教育研究成果を蓄積するWeb-site型データベースを情報技術者とともに作成した。そして、ファミリーソーシャルワーク実践教育研究の成果は大学の専門職教育に取り入れるとともに、研究成果の一部を国際学会などで発表、報告した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究目的を達成するための本年度の具体的な研究計画・方法は、「リフレクティブなファミリーソーシャルワーク実践教育プログラムの開発、実施、教育成果分析を持続的に行い、ファミリーソーシャルワーク実践教育プログラムの施行と改良に取り組む。」であった。そこで、ファミリーソーシャルワーク実践教育の成果を分析するファミリーソーシャルワーク実践教育研究に持続的に取り組み、研究成果の一部を国際会議にて研究報告・発表した。さらに、ファミリーソーシャルワーク実践教育プログラムのたたき台となるファミリーソーシャルワーク実践教育の内容を構成している子育ち子育てニーズに関する調査研究成果をまとめたため、今後、論文投稿する予定である。また、ファミリーソーシャルワーク実践教育を行う際に活用するWeb-site型データベースを管理担当者の協力により運用上の不具合を点検し、改善した。
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Strategy for Future Research Activity |
研究目的を達成するための来年度の具体的な研究計画・方法は、「ファミリーソーシャルワーク実践教育プログラムを普及するために、講演会・シンポジウムを開催するとともに、教育研究成果は報道機関などを通して広く国民へ伝えていく。さらに、研究成果は国際会議や学会等で随時報告していくとともに、研究成果を報告書にまとめる。」である。そのため、リフレクティブなファミリーソーシャルワーク実践と教育に関する講演会・シンポジウムを企画・立案し、子ども家庭福祉実践者が専門的力量を高めるための学びの場を創り出していく。また、ファミリーソーシャルワーク実践教育研究の成果を国際会議や学会等で随時報告していくとともに、研究論文にまとめる予定である。
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Research Products
(5 results)
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[Presentation] 相談技法入門2013
Author(s)
新川泰弘
Organizer
滋賀県民生委員児童委員新任研修
Place of Presentation
湖北文化ホール
Year and Date
20131210-20131210
Invited
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