2013 Fiscal Year Research-status Report
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24530783
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Research Institution | Fukushima University |
Principal Investigator |
飛田 操 福島大学, 人間発達文化学類, 教授 (60218716)
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Keywords | 集団による問題解決パフォーマンス / 成員の間の等質性・異質性 |
Research Abstract |
2013年度においては,過去研究の整理と展望,実験の実施とまとめ,論文の投稿と学会発表の準備がなされた。具体的には,以下の研究が実績として挙げられる。 第一の研究実績として,集団によるパフォーマンスに関連した過去研究について文献を整理・展望し,日本グループ・ダイナミックス学会の学会誌である実験社会心理学研究に投稿し,採択された。この論文は,論文題目「成員の間の等質性・異質性と集団による問題解決パフォーマンス」,筆者「飛田 操」として,2014年8月発行予定の実験社会心理学研究,第54巻1号に掲載が予定されている。 第二の研究実績として,実験結果をまとめ,福島大学人間発達文化学類論集(教育・心理部門)に投稿,受理された。この論文は,研究題目「成員の間の等質性・異質性と集団による問題解決パフォーマンス:新奇性の高い課題を用いた検討」,筆者「飛田 操」として,2014年発行予定の人間発達文化学類論集,第19号に掲載予定である。 第三の研究実績として,看護職を対象とした実験を実施した。この結果は,2014年度に北海道大学で開催される日本社会心理学会第55回大会で「報酬とペナルティの予告と集団による問題解決パフォーマンス」との題目で発表される予定である。 このように,過去研究の整理と展望,実験の実施とまとめ,論文の投稿と学会での発表(予定)が研究実績として挙げられ,多くの研究成果がもたらされていると考えられよう。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
研究実績の概要に挙げたように,過去研究の整理と展望,実験の実施とまとめ,論文の投稿と学会での発表(予定)が研究実績として挙げられ,多くの研究成果がもたらされていると考えられよう。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き,過去研究の整理と展望,実験の実施とまとめ,論文の投稿と学会での発表を行う予定である。なお,2015年度は,最終年度であるため,研究のまとめと総括も行う予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
当初,実験参加者に謝金を支払うことを予定していたが,研修の一環として,実験を実施したため,謝金の支出が不必要となったことによる影響が大きい。なお,研究は順調に進行している。 資料収集,実験の実施と分析,論文の執筆と学会発表等に必要な諸経費のために使用する計画である。
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Research Products
(3 results)