2015 Fiscal Year Research-status Report
技術デザイン力の育成を図るプレ・エンジニアリング教育の教材開発
Project/Area Number |
24531128
|
Research Institution | Hyogo University of Teacher Education |
Principal Investigator |
森山 潤 兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (40303482)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
土井 康作 鳥取大学, 学内共同利用施設等, 教授 (20294308)
谷田 親彦 広島大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (20374811)
田口 浩継 熊本大学, 教育学部, 教授 (50274676)
有川 誠 福岡教育大学, 教育学部, 教授 (50325437)
島田 和典 大分大学, 教育福祉科学部, 准教授 (50465861)
宮川 洋一 岩手大学, 教育学部, 准教授 (70552610)
|
Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2017-03-31
|
Keywords | 中学校技術科 / 題材開発 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,中学校技術科を中心に,技術デザイン力の育成を図るプレ・エンジニアリング教育の教材開発を行うことである。この目的に対し本年度は,以下の学習プログラムの開発に取り組んだ。1.「ガイダンス的な指導」における製品開発疑似体験を取り入れた題材開発,2.「エネルギー変換に関する技術」の学習におけるデザインプロセスを重視した製作題材の開発,3.「情報に関する技術」の学習におけるアプリ疑似開発体験を取り入れた題材開発,4.「情報に関する技術」の学習におけるインターネットの仕組みを学ぶゲーム活動の題材開発,また,小学校におけるプレエンジニアリング教育を推進するために,小学校教員を対象とした「ものづくり学習指導書」を作成し,全国の技術科教員養成系大学・学部に配布した。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
中学校技術科を対象とした具体的な学習プログラムの開発,指導資料の作成が行えたことから,当初計画の通り,概ね順調に進展していると判断される。
|
Strategy for Future Research Activity |
平成28年度は,研究期間最終年度であるため,下記の取り組みを進める。 1.開発した学習プログラムを実践し,その効果を検証する。 2.これまでの研究成果を整理し,報告書として刊行し,全国の技術科教員養成系大学・学部に配布する。
|
Causes of Carryover |
各大学事務局から送られてきた収支簿の値を入力したところ,このようになった。 意図的に繰り越しが生じたわけではない。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
次年度に,実質的な繰り越し額が生じた場合は,消耗品で執行する予定である。
|
Research Products
(15 results)