2014 Fiscal Year Annual Research Report
教師教育における「アート」教材の意義-「場」と「仕掛け」-を重視する教材の有効性
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24531186
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Research Institution | Joetsu University of Education |
Principal Investigator |
加藤 泰樹 上越教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (30224546)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
阿部 靖子 上越教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (00212556)
大橋 奈希左 上越教育大学, 学校教育研究科(研究院), 准教授 (90283043)
玉村 恭 上越教育大学, 学校教育研究科(研究院), 准教授 (50575909)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 教師教育 / アート教育 / からだ / 場 / 仕掛け |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、一昨年および昨年度に開発、改善した「教材」を「人間科学と教材開発」の授業で実施した。それぞれの「教材」について、受講者のレポートを対象として、その有効性を質的に検証した。 一方、一昨年度の能楽師津村禮次郎氏、昨年度の山海蝉丸氏(蝉は正しくは虫へんに口二つ)に続き、教師の身体論に造詣の深い筑波大学名誉教授遠藤卓郎氏を講師として招聘した。受講者のからだの気づきを促す様々な仕掛けの事例についてのワークショップの実施ならびに評価システムへの専門的な指導・助言がなされた。 これらの実施をふまえて、これまで考案、試行してきたアート教材の有効性の質的検討に加えて、教材の評価の指標と内容について研究討議を行った。その結果、アート教材の評価について新たな項目が設定できた。
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