2013 Fiscal Year Research-status Report
重度重複障害のある児童生徒への自立活動の指導に関する研究
Project/Area Number |
24531244
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Research Institution | Hyogo University of Teacher Education |
Principal Investigator |
石倉 健二 兵庫教育大学, 学校教育研究科(研究院), 准教授 (40304703)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
梶 正義 くらしき作陽大学, 教育学部, 准教授 (00623563)
黒山 竜太 東海大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (30533468)
橋本 正巳 くらしき作陽大学, 教育学部, 教授 (30566568)
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Keywords | 自立活動 / 重度重複障害 / アセスメント |
Research Abstract |
特別支援学校に在籍する児童生徒の障害の重度重複化や特別支援学校の総合化により、特別支援学校教員は今までにも増して自立活動の指導に携わる機会が増えている。しかしながら、自立活動の指導に習熟している教員は必ずしも多くない。本研究は、重度重複障害のある児童生徒への私立活動の指導について、経験の少ない教員であっても、一定程度の指導ができるようになるためのツールとなる資料の作成と、そのための研修方法についての研究に取り組んでいる。 平成25年度は、重度重複障害のある児童生徒についてのアセスメント法と、自立活動の指導法についての資料収集と整理を行い、「重度・重複障害児のための自立活動指導内容一覧表(仮)」としてまとめる作業を行っている。アセスメント法及び指導法については、特別支援教育、医学的リハビリテーション、臨床心理学、障害児福祉等の関連する文献から収集を行っている。収集したアセスメント法及び指導法は、自立活動の6区分26項目に従って分類と整理を行い、個別の指導計画に連動することを意図している。 現在、約20個のアセスメント法と約400個の指導法について整理を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
図版を写真に置き換える作業にやや時間を要しているため、予定よりもやや遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
図版を写真に置き換える作業を早急に行う。 また、指導法を6区分26項目に配置する際に、その妥当性を確認することを行う必要がある。 各種アセスメント法と指導法がリンクするように、内容を整理する必要がある。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
研究協力者の交通費等に見込んでいた予算に少し余りがでた。 25年度に引き続き、研究協力者の協力を得ながら、研究を進めていく。
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Research Products
(2 results)