2015 Fiscal Year Research-status Report
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24540120
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
鈴木 信行 静岡大学, 理学部, 教授 (60216421)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 非古典論理 / 代数的意味論 / 述語論理 / クリプキ意味論 |
Outline of Annual Research Achievements |
完備化を用いないadjointによる代数的意味論に関して、基本的な議論は出来てきている。これによって、命題論理では古典的な手法であるultraproduct constructionを非古典述語論理、とくに中間述語論理に拡張することが可能であることがわかった。 現在、論文にまとめる準備作業中である。また、existence propertyの弱い変種に関する結果を得た。 国内学会(日本数学会 2015年度秋季総合分科会(数学基礎論分科会など)で3件、国際会議(Computability Theory and Foundations of Mathematics (CTFM) 2015など)で3件の発表を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
完備化を用いないadjointによる代数的意味論に関して、基本的な議論は出来てきている。現在、発表に向けて準備作業中である。また、existence propertyの弱い変種に関する結果を得た。本研究課題の成果を発表するまでもう一息と考える。
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Strategy for Future Research Activity |
完備化を用いないadjointによる代数的意味論に関して、基本的な議論は出来てきている。これによって、命題論理では古典的な手法であるultraproduct constructionを非古典述語論理、とくに中間述語論理に拡張することが可能であることがわかった。現在、論文にまとめる準備作業中である。 国際会議などでの成果発表を行い、内外の研究者と議論する予定である。
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Causes of Carryover |
15th SAET Conference (University of Cambridge, UK, July 27-31, 2015) という国際会議で発表予定だったが、主催者側の都合で発表予定のセッションがなくなってしまった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
上記の理由により、本年度開催の国際会議などで発表することが必要になった。その旅費や支度金など関連する費用とする予定である。 査読付きの国際会議に投稿の上、発表を行う。
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