2012 Fiscal Year Research-status Report
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24540422
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Research Institution | Shizuoka University |
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Principal Investigator |
本多 和仁 静岡大学, 教育学部, 講師 (70408706)
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| Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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| Keywords | ＹＶＯ４レーザー / 磁気光学トラップ / 光の横モード / 光干渉計 |
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| Research Abstract |
平成２４年度より研究代表者は東京工業大学から静岡大学へと異動した。これにより、東京工業大学上妻研究室という恵まれた環境を離れ、新たな研究環境を一から作ることとなった。これまで行ってきた研究を続行するとともに、学生向けの新しい研究も始める必要があった。
これまでの研究を続行するためにＹＶＯ４レーザーを作成することが必要である。そこで、その励起レーザーであるマルチモードのファイバカップル半導体レーザーを購入した。また、同様のＹＶＯ４レーザーを上妻研究室より借り、その構造や特性を調べた。これにより、当研究でのＹＶＯ４レーザー作成の準備が整った。また、磁気光学トラップをするための外部共振器型半導体レーザーも借り、構造を調べる一方で、このレーザーの素材である半導体レーザーを購入した。
この一方で、研究室の環境を整えた。恒温性を保つためのエアコン、工具や薬品をおさめるための棚などを設置した。また、他の研究者から除振台をゆずり受け、これを研究室へと搬入した。しかしながら、この除振台は当研究が必要とする大きさには小さく、どのように研究を続けるか思案中である。
研究室に配属された学生にはすぐに実験に取り組んでもらいたかったため、立ち上げに時間のかかる当研究は翌年度に関わってもらうこととして、新しい実験を準備した。レーザーポインターやナトリウムランプを利用し、光学的な基本操作から光干渉計、光共振器、コヒーレンス、レーザー光の横モードといった最先端にいたる光学的実験を行った。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
学生とともに新たな実験を開始したことと、研究環境を整えるのに時間がかかったこと、除振台が小さく、実験を進めるのが困難なため。
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| Strategy for Future Research Activity |
研究環境が整ったため、本年度は ＹＶＯ４レーザーを作成する。光双極子力トラップは除振台が小さいために困難であるが、磁気光学トラップは装置を縮めれば可能であるので、ルビジウム原子の磁気光学トラップを行い、できればセシウム原子の磁気光学トラップを行いたい。
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| Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
ＹＶＯ４レーザーや外部共振器型半導体レーザーの主要な部品は購入したが、細かい部品はまだである。これを購入する。また、真空装置を縮小するために真空部品を購入する。
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Research Products
(1 results)
