2014 Fiscal Year Research-status Report
Micro-plasma induced DNA/drug delivery
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24540539
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Research Institution | Kumamoto University |
Principal Investigator |
ホセイニ ハミドレザ 熊本大学, パルスパワー科学研究所, 教授 (00543406)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
秀 拓一郎 熊本大学, 医学部附属病院, 助教 (40421820)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | プラズマ応用 / メディカルアプリケーション |
Outline of Annual Research Achievements |
2014年の研究目標(H 26)は、組織モデルおよび生体外モデルでの粒子伝達と設定していました。 前述の計画のとおり、各のパルスエネルギーの範囲で、異なる噴射口径と構成のもとで組織モデルおよび生体外モデル法の実験的評価が行われた。 磁気パルス圧縮回路(MPC)方式のパルスパワー電源の導入がコスト、安全性、及び電力調節などにおいてQスイッチレーザ以上の送達システムより高い効率を有することを見いだした。よって、MPC方式のパルスパワーシステムは、本研究のために選択した。 そこで、1 Jのパルスエネルギーを持つMPCシステム及び5 J のパルスエネルギーを持つMPCシステムで構成された実験装置を構成した。異なる電極と位置決め形状を有する試験装置は、組織モデルのためのドラッグデリバリーの最適条件を決定する目的で評価しました。衝撃加速と流体(DNA /薬物)の急速移動についての興味深い結果が得られた。その結果により、本装置の有効性を確認することが出来た。その結果を慎重に検証準備し、高インパクトファクターで有名な科学雑誌の一つに投稿中した。 国際連携を得て、博士課程の留学生を本実験のため配置させた。以上の研究成果を2012年(H24)のPLoSのONEの論文、2014年(H 26)のApplied Physics Letters、更に2014年(H26)のPhysics of Life Reviews と IEEE Transactions on Plasma Scienceに論文を投稿して掲載された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究では、2014(H 26)が達成された年度の計画や目標に応じて進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
生体内のDNA /薬物送達のための動物実験 (a)ラット脳へin-vivoプラスミドDNA配達 (b)DNA/薬物体内配達の最適化 (c)結果の評価及び臨床応用への準備 (d)医療や医学雑誌に発表するためのin-vivo及びex-vivoデータを使用した原稿の準備
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Causes of Carryover |
平成26年度は当初予定の物品の購入が節約できたため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
バイオ実験の備品・消耗品の購入に使用する。
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