2014 Fiscal Year Annual Research Report
レーザ援用インクリメンタル成形による形状・組織の同時CNC制御とその医療応用
Project/Area Number |
24560129
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
田中 繁一 静岡大学, 工学研究科, 教授 (60197423)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 英雄 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (60172425)
本村 一朗 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (60272598)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 板プレス成形 / インクリメンタルフォーミング / フレキシブル加工 / レーザ / 歯科補綴 |
Outline of Annual Research Achievements |
CNC形状付与という基本機能をもつインクリメンタル成形技術に微細組織制御機能をもたせることを目標に基礎的検討を行った.本法ではチタンやステンレス鋼などの医療用金属材料を想定しているが,一般プレス成形素材への適用においてもその有用性を発揮できる.最初に,インクリメタル成形により導入されるひずみが非常に大きいことを,実験および有限要素解析により確認した.次に微細結晶粒をもつステンレス鋼薄板の成形特性を詳細に調べ,組織制御の有用性を明らかにした.最後に,インクリメンタル成形された製品とその熱処理後の微細組織をEBSD法を用いて調べ,その特徴を明らかにした.
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