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2014 Fiscal Year Annual Research Report

テクスチャリングによる高品位塗装技術の開発

Research Project

Project/Area Number 24560167
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

小林 義和  日本大学, 工学部, 准教授 (60277390)

Project Period (FY) 2012-04-01 – 2015-03-31
Keywords塗装 / 濡れ性 / テクスチャ
Outline of Annual Research Achievements

本年度はH25年度に行った(1)塗装率測定実験、及び、(2)濡れ性測定実験の精度を向上するため、実験装置の改良及び測定・評価プログラムの改良を行った.その内容と結果を以下に示す。
(1)塗装は、下地塗装、本塗装、クリア塗装の順に行われる。塗装において、下地塗装は本塗装の付着性や防腐性の向上などの重要な役割を担っている。すなわち、下地塗装は本塗装やクリア塗装に影響を及ぼす重要な工程である。そこで、本研究は下地塗装とテクスチャリングされた表面の塗装率を撮影画像から自動測定を行い、製品への高品質な塗装条件の決定を目的としている。昨年までの研究において測定プログラムを開発したが、その結果と人の視覚による評価では若干の差があった。そこで本年度はプログラムのアルゴリズムの改良と実験環境の整備,実験装置の改良を行い人の評価結果と自動測定による結果との差をなくした。また,フラットな基板とテクスチャリングされた基板での塗装実験を行い、テクスチャリングによる塗装特性の影響も調査した。
(2)濡れ性測定においては液体の接触角を自動算出するプログラムを開発した。昨年までにプログラムを開発し様々な条件下において接触角を自動算出した。その結果、液体の滴下条件、照明などの周囲の環境、基板表面の状態が接触角算出に影響を及ぼすことがわかった。そこで本年度は接触角算出に影響を及ぼす因子を固定化し、その条件下で接触角を正確に算出できるようにプログラムの改良を行った。その結果、より信頼のおける値を自動算出することができた。

  • Research Products

    (2 results)

All 2014

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 延性二相組織のクリープ特性に及ぼす強化相の分布状態と変形速度の影響に関するFE解析2014

    • Author(s)
      斎藤康平,高木秀有,藤原雅美,小林義和,白井健二
    • Organizer
      精密工学会
    • Place of Presentation
      鳥取大学
    • Year and Date
      2014-09-16 – 2014-09-18
  • [Presentation] 森林計測点群からのインタラクティブな樹幹抽出システムの開発2014

    • Author(s)
      溝口知広,小林義和
    • Organizer
      精密工学会
    • Place of Presentation
      鳥取大学
    • Year and Date
      2014-09-16 – 2014-09-18

URL: 

Published: 2016-06-03  

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