2014 Fiscal Year Annual Research Report
エアフローティング搬送ウェブに発生するフラッタの励振メカニズム解明と非接触制振
Project/Area Number |
24560272
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Research Institution | Aoyama Gakuin University |
Principal Investigator |
渡辺 昌宏 青山学院大学, 理工学部, 教授 (40256673)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | フラッタ / 制御 |
Outline of Annual Research Achievements |
流動制御用アクチュエータを用いて,空気の流れを制御して,柔軟媒体であるシートおよびウェブに発生するフラッタを非接触で抑止する新しい制振システムを構築した.流動制御用アクチュエータは柔軟媒体の上流側に配置し,空気の流れを能動的に制御した.アクチュエータの駆動には,電流フィードバック付きパワーアンプを用いた.実験では,流動制御アクチュエータの回転中心の位置を変化させて,基礎的な制振特性およびフラッタの抑止に重要な制御パラメータを明らかにした.制御パラメータとしては,①センサで計測した振動変位から可動板の動きまでの位相,②コントローラゲイン(可動板の可動角度)を変化させて,これらのパラメータの制振特性への影響を明らかにした. アクチュエータ動作による流動制御の効果を考慮した流体・構造連成解析モデルを構築し,その支配方程式を導出した.導出した支配方程式に基づく安定性解析により,上述した2つのパラメータ,①センサで計測した振動変位から可動板の動きまでの位相,②コントローラゲイン(可動板の可動角度)を変化させて制振特性を調べた.そして,実験結果と比較して理論解析結果の妥当性を示すと共に,制振効果を評価した.
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