2013 Fiscal Year Research-status Report
日常及び緊急時双方に適用可能な無暖房化に向けた住環境整備手法の構築
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24560708
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
菊田 弘輝 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (20431322)
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Keywords | 無暖房化 / 自然室温 / 暖房負荷 / パッシブ換気 / 薪ストーブ / 太陽熱 / エクセルギー / 体育館内包型 |
Research Abstract |
1.新築の戸建住宅 前年度に得られた無暖房化に向けての基礎データを参考に,高性能なパッシブ換気住宅を対象とした薪ストーブ利用時の室内環境調査を行い,一次エネルギー削減効果と従来の床下暖房ではない薪ストーブにおける室内温熱・空気環境の実態を検証した.また,実測調査と数値シミュレーションを基に,パッシブ換気住宅の床下空間を用いた太陽熱利用の効果を示した. 2.既存の学校体育館 前年度の研究実績を踏まえ,無暖房化に向けた抜本的対策として,校舎と体育館を一体的に建築した体育館内包型小学校に着目した.エネルギー消費特性や温熱環境の実態を把握し,実測結果やアンケート結果から内包型の有意性や課題点を整理した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
平成25年度の計画を着実に遂行し,平成26年度の計画を一部取り込んでいたため.特に学校体育館の無暖房化(長期的対策)の取り組みは前例がなく,それに向けた事前計画を行っていたため.
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Strategy for Future Research Activity |
これまでの研究実績をまとめると共に,札幌市内小学校を対象とした新築の学校体育館の無暖房化(長期的対策)に取り組み,その効果を実証実験により検証する.
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
当初の計画よりも物品費が抑えられたため. 翌年度以降に請求する研究費は当初の計画通り,物品費60千円,旅費370千円,人件費・謝金280千円,その他90千円. 次年度使用額5,700円は物品費として加える予定.
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