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2013 Fiscal Year Research-status Report

肉用牛における個体の耐暑性能力に関する研究

Research Project

Project/Area Number 24580395
Research InstitutionUniversity of the Ryukyus

Principal Investigator

及川 卓郎  琉球大学, 農学部, 教授 (90160407)

Keywords地球の温暖化 / 繁殖能力 / 肉用牛 / 遺伝育種
Research Abstract

沖縄県の各地域における地域気象観測システムで記録された気温,湿度,風速,天気などの気象情報データをコンピュータのデジタルデータとして取り込み,気象データベースの作成を行った。観測地点は本島北部の国頭郡奥から八重山郡与那国町まで,沖縄島と沖縄県の離島地域である。平成24年に作成したデータベースから必要なデータを取り出し,コード変換など分析の準備を行った。コード変換には,次の項目が含まれる。10ケタの登録番号を1から始まる一連番号に変換,出生月から出生季節への変換,農家/農場,性別,出生年次,出生季節を組み合わせてつくられる同期群のコード化などである。
このデータベースを用意した後に,このデータに関するデータの基礎分析をSAS統計ソフトウェアのBASEとSTATモジュールを使って行った。基礎分析で用いたプロセジャーは母数効果に関する要因分析のできるGLMと母数効果に加えて変量効果(たとえば父牛や母牛の効果)に関する要因分析を行うことのできるMIXEDである。この基礎的分析により,データの分布特性,基礎統計分析による異常値,はずれ値の検索,各形質に対する要因の有意性検定結果にもとづく要因の選定などを行い、分析用データの準備を行った。この段階の分析でデータに不備が見つかった場合は,データを修正し,修正時点からの分析を繰り返すことで、データの吟味を行い、遺伝分析に供するデータに関する前処理を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

平成24年度に準備を行った肉用牛の繁殖能力と肉用牛の飼育環境および祖先情報を含む血統情報データベースの作成に加えて、地域気象観測システムで記録された気温,湿度,風速,天気などの気象情報データをデータベースとして作成を行った。また、作成したデータベースに対する基礎統計分析を行い、データのコード化、再構成、検証などを行い、遺伝分析の準備段階が終了したため、順調な達成どができている。

Strategy for Future Research Activity

これまでと同様にプロジェクトの申請時に立てた計画に沿って、研究を進めていく計画である。今年度は、本格的な遺伝分析を開始するため、研究への集中力を高めて、研究の計画通り推進していくつもりである。

  • Research Products

    (1 results)

All 2013

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] Analysis of Monthly Recorded Body Measurements of Wasyu Cattle by Random Regression Models2013

    • Author(s)
      T.Munim, T.Oikawa, T.Ibi, T.Kunieda
    • Organizer
      64th Annual Meeting of the European Federation of Animal Science
    • Place of Presentation
      Nantes, France
    • Year and Date
      20130826-20130830

URL: 

Published: 2015-05-28  

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