2014 Fiscal Year Research-status Report
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24580395
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
及川 卓郎 琉球大学, 農学部, 教授 (90160407)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 分娩間隔 / 繁殖効率 / 肉用牛 / 共分散分析 / 区分回帰モデル / リッジ回帰モデル / 温湿度指数 |
Outline of Annual Research Achievements |
分散成分推定ソフトウェアAsReml法の習得およびプログラム導入が終了し分析に着手をした。まず、作成したTHI(温湿度指数)のデータベースを用いて、4種類のTHIの設定を行い、比較検討を行った。この結果、初産日齢については1日の最低気温と最低相対湿度によるTHI、分娩間隔については最高気温と最低湿度によるTHIのモデル適合度が優れていたことから、以後の分析に用いることにした。次に表型値に関する分析として、初産日齢と2から4産までの分娩間隔について分析を行った。これらの形質について授精日31日前から61日後までのTHIの影響をリッジ回帰分析により明らかにした。その結果、それぞれの形質について、特定の日のTHIで有意な効果が見られた。次にこれらの日のTHIを含むTHIについての共分散分析を行い、上記4形質の動態について明らかにした。このうち、有意な線形反応について、RRモデル分析の検討を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
有意性を明らかにする分析の面で、不十分な結果ということが、学会での討議から感じられたので、表型値分析の分析方針を当初の方法から変えた。そのため、ランダムリグレッション解析を本格的に開始できなかった。現在分析に着手した。
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Strategy for Future Research Activity |
現在までの表型値に関する分析結果を早急に論文にして公表する。ランダムリグレッション分析を強力に推進していく。
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Causes of Carryover |
分析計画が若干遅れたため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
年度初めには使用できる。
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Research Products
(3 results)