2014 Fiscal Year Annual Research Report
糖尿病薬併用療法におけるファーマコゲノミクス検査の有用性の検討
Project/Area Number |
24590693
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
中谷 中 三重大学, 医学部附属病院, 准教授 (80237304)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
望木 郁代 三重大学, 医学部, 講師 (20369614)
登 勉 三重大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任教授(継続雇用) (60106995)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | ファーマコゲノミクス / 2型糖尿病 / 薬剤トランスポーター / DNAマイクロアレイ |
Outline of Annual Research Achievements |
平成24-25年度に、2型糖尿病患者74名からインフォームドコンセントを取得後、末梢血を採血し、DNA抽出の後、薬剤感受性DNA解析用のDNAマイクロアレイ(DMETplus)を用いて、ファーマコゲノミクス解析を実施した。同時に、各患者の投与薬剤、薬剤効果等の医療情報を抽出し、関連性を解析した。まず、腎排泄性薬剤であるシタグリプチンの効果と、腎に存在すつ有機アニオントランスポーターSLC22A8、グリコプロテインABCB1との関連性を検討した。薬剤効果については、有効例、二次無効例(有効例が途中より無効になった例)と無効例の3群に分け、SLC22A8、ABCB1の遺伝子型と対応させたが、有意な関連性は認められなかった。SLC22A8、ABCB1両タンパクとも細胞内では、数多くのタンパクと相互作用をすることが知られており、それらの追加解析を実施しているところである。 肝臓代謝型の薬剤に関しては、チトクロームP450の遺伝子型解析結果にも続いて、関連性を検討を続けているところである。
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Research Products
(7 results)
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[Journal Article] Bilateral giant coronary aneurysms in a 40-year-old male with Noonan syndrome caused by a KRAS germline mutation.2014
Author(s)
Fujimoto N, Nakajima H, Sugiura E, Dohi K, Kanemitsu S, Yamada N, Aoki Y, Nakatani K, Shimpo H, Nobori T, Ito M
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Journal Title
Int J Cadiol
Volume: 173
Pages: e63-66
DOI
Peer Reviewed / Open Access
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