2013 Fiscal Year Research-status Report
新規ラジカル捕捉剤を用いた免疫スピントラップ法の開発と臨床的有用性の検証
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24590718
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Research Institution | Kyushu University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
佐藤 圭創 九州保健福祉大学, 薬学部, 教授 (00315293)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新屋 智寛 九州保健福祉大学, 薬学部, 助教 (60551299)
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Keywords | 電子スピン共鳴 / ラジカル捕捉剤 |
Research Abstract |
我々は、自身で開発した新しいフリーラジカル捕捉剤を用いて、酸化ストレスのもととなるフリーラジカルを安定化させ、フリーラジカル捕捉剤に対する抗体を用いた免疫学的手法により、高感度に定量する方法を開発することを目的とした課題に取り組んだ。抗体作成のためのDPPMPOの化学修飾を行い、抗体作成に着手する前に、予備実験として、DMPOの抗体を用い、細胞系でウェスタンブロット法、組織・細胞の免疫染色法、ELISA法の条件設定を行い、続いて、動物実験による酸化ストレス障害(in vivoLPS肺障害)系などを用いて、ウェスタンブロット法、組織・細胞の免疫染色法、ELISA法を行い、感度はDMPOでは低いものの測定可能であることを確認できた。現在、さらに高感度の測定方法を模索しており、HPLCを用いた検出系を検討中である。このデーターをもとに、DPPMPO抗体完成後、同一条件で比較検討していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
予備実験は、順調に進んでいるものの、DPPMPO抗体が有効なものがなかなかうまくできず、実験が遅れており、抗体のでき次第で今後の実験の方向性を考えていく必要がある。
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Strategy for Future Research Activity |
まず有効な抗体を作成するために、DPPMPOの化学修飾を行い、抗体作成に用いる。 抗体ができれば、酸化ストレスによる細胞障害系(in vitro)、動物実験による酸化ストレス障害(in vivoLPS肺障害)系などを用いて、ウェスタンブロット法、組織・細胞の免疫染色法、.. ELISA法を行い、現行の酸化ストレス測定法や我々が開発した電子スピ ン共鳴スピントラップ抽出法との比較検討を行う。 また、現在のDMPOの抗体を用いた系でも良い結果が得られており、DPPMPO抗体がうまくできない場合は、DMPOの抗体を用いた系で研究を進めていく。
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Research Products
(3 results)
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[Journal Article] Mepenzolate bromide displays beneficial effects in a mouse model of chronic obstructive pulmonary disease.2013
Author(s)
Tanaka K, Ishihara T, Sugizaki T, Kobayashi D, Yamashita Y, Tahara K, YamakawaN, Iijima K, Mogushi K, Tanaka H, Sato K, Suzuki H, Mizushima T.
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Journal Title
Nature Commun.
Volume: 4
Pages: 2686-2686
Peer Reviewed
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