2012 Fiscal Year Research-status Report
超音波と光干渉波を組み合わせた新しい冠動脈不安定プラーク診断装置の開発
Project/Area Number |
24591043
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Gifu University |
Principal Investigator |
川崎 雅規 岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (50214630)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 冠動脈プラーク / 組織性状診断 |
Research Abstract |
本年度の計画はIntegrated backscatter intravascular ultrasound (IB-IVUS)とOptical coherence tomography (OCT)を冠動脈の枝や石灰化を指標にしながら同一部位で施行し、IB-IVUS画像とOCT画像の重ね合わせ像を構築することであり、その作業を達成した。 冠動脈プラークの組織性状診断を可能とするIB-IVUS装置とOCT装置にはそれぞれ長所・短所がある。IB-IVUS装置では血栓の診断は不可能であるがOCT装置では可能であり、OCT装置では血管全体の診断は不可能であるが、IB-IVUS装置では可能である。IB-IVUS装置とOCT装置を同時に施行できれば互いに欠点を補うことができ、より詳細で正確な冠動脈プラークの定量的組織性状診断が可能となる。 本年度は、本研究の礎となる作業が達成された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度の計画はIntegrated backscatter intravascular ultrasound (IB-IVUS)とOptical coherence tomography (OCT)を冠動脈の枝や石灰化を指標にしながら同一部位で施行し、IB-IVUS画像とOCT画像の重ね合わせ像を構築することであり、その作業を達成した。
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Strategy for Future Research Activity |
最終的に、IB-IVUSの超音波カテーテルとOCTの光干渉波カテーテルを組み合わせたカテーテル装置の開発に取り組み、IB-IVUSとOCTが同時に施行できるようにする。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
該当なし
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