2014 Fiscal Year Annual Research Report
肥満に伴う血管内皮機能障害の新規メカニズム解明と臨床的検証
Project/Area Number |
24591063
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
山川 研 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (00363664)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
益崎 裕章 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00291899)
島袋 充生 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (60271144)
比嘉 盛丈 琉球大学, 医学部, その他 (70347152)
屋比久 浩市 琉球大学, 医学部附属病院, 講師 (70545748) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 血管内皮機能 / 肥満 / 糖尿病 / 脂質異常症 / メタボリックシンドローム |
Outline of Annual Research Achievements |
1.アンギオテンシンⅡ受容体拮抗薬の一つであるアジルサルタンが糖尿病モデル動物において一酸化窒素合成酵素の活性を高め、血管内皮機能を改善させることを報告した。(Cardiovasc Diabetol. 2014; 13:30-39) 2.肥満糖尿病のモデル動物において高尿酸血症の治療薬のキサンチンオキシダーゼ阻害薬が尿酸排泄促進薬よりも血管内皮機能の改善効果、酸化ストレスの抑制効果が高い事を示した。キサンチンオキシダーゼ阻害薬が高尿酸血症の治療のみならず動脈硬化の進展阻止に有用である可能性を報告した。(2014/4/24-26 第87回日本内分泌学会学術総会 福岡市) 3.玄米の有効成分であるγ-オリザノールが膵β細胞の保護効果を有することを示し、糖代謝異常の改善効果について報告した。(2014/4/24-26 第87回日本内分泌学会学術総会 福岡市) 4.玄米の有効成分であるγ-オリザノールがモデル動物において視床下部の小胞体ストレスを低下させ、高脂肪食への嗜好性を抑制することで脂質代謝異常および心血管リスクを軽減させる可能性について報告した。(2014/11/21-22 第18回日本心血管内分泌代謝学会学術総会 横浜市)
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Research Products
(4 results)
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[Presentation] 玄米による食行動の改善を介した血管機能異常改善効果2014
Author(s)
小塚 智沙代, 砂川 澄人, 比嘉 盛丈, 池間 朋己, 山川 研, 高山 千利, 松下 正之, 親泊 政一, 島袋 充生, 益崎 裕章
Organizer
第18回日本心血管内分泌代謝学会学術総会
Place of Presentation
横浜市開港記念会館
Year and Date
2014-11-21 – 2014-11-22
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[Presentation] メタボリックストレスモデルにおけるキサンチンオキシダーゼ阻害薬の血管内皮機能改善効果について2014
Author(s)
砂川 澄人, 山川 研, 岩渕 敬子, 小塚 智沙代, 白倉 尚, 田村 みずほ, 仲村 英昭, 土井 基嗣, 中山 良朗, 植田 玲, 新垣 多賀子, 平良 伸一郎, 池間 朋己, 友寄 毅昭, 島尻 佳典, 大城 譲, 比嘉 盛丈, 島袋 充生, 益崎 裕章
Organizer
第87回日本内分泌学会学術総会
Place of Presentation
福岡国際会議場・福岡サンパレス
Year and Date
2014-04-24 – 2014-04-26
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[Presentation] 玄米有効成分による膵β細胞保護効果の新規メカニズム2014
Author(s)
小塚 智沙代, 砂川 澄人, 中山 良朗, 土井 基嗣, 平良 伸一郎, 植田 玲, 比嘉 盛丈, 池間 朋己, 山川 研, 高山 千利, 松下 正之, 親泊 政一, 島袋 充生, 益崎 裕章
Organizer
第87回日本内分泌学会学術総会
Place of Presentation
福岡国際会議場・福岡サンパレス
Year and Date
2014-04-24 – 2014-04-26