2014 Fiscal Year Research-status Report
薬剤送達システム徐放化多血小板血漿による血管再生治療
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24591075
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Research Institution | Nippon Medical School |
Principal Investigator |
高木 元 日本医科大学, 医学部, 講師 (00301565)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮本 正章 日本医科大学, 医学部, 准教授 (50229895)
水野 杏一 日本医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (00267121) [Withdrawn]
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 移植・再生医療 / ドラッグデリバリー / 血管新生 |
Outline of Annual Research Achievements |
1. 昨年度より継続施行中の論文「血管再生治療の定量的血流指標」を投稿中。第55回日本脈管学会総会にて発表し、学会賞を受賞した。 2.適応疾患を拡大し膠原病(全身性強皮症)への有効性をまとめた論文がRheumatology誌に掲載された。 3.成長因子による血管再生治療が血管内皮に及ぼす効果を臨床研究でまとめ、「The Therapeutic Angiogenesis and Systemic Endothelial Tone」の演題で第14回日本再生医療学会総会にて発表した。 4.血管再生治療の成功に必要なフットケアの重要性を「私の病院のフットケア紹介:重症創傷患者の全身ケアとフットケア」の題名で日本フットケア学会誌へ報告した。 5.本研究成果の一部を第13回日本フットケア学会年次学術集会シンポジウムにて「徐放化PRP血管再生治療による創傷治療」の演題で発表した。 6.登録症例は臨床研究補償を含め説明し患者登録と治療を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
1.治験適応患者拡大を目的にフットケア外来を開設し、院内外の患者のコンサルト対応と外来加療、研究登録前スクリーニングを行っている。 2.学会のみならず研究会のランチョンセミナーにおいても研究内容を紹介し、東京都内の大学病院からの受診紹介患者が増えている。 3.当院にリウマチ・膠原病科が新設され、膠原病関連末梢動脈疾患患者の紹介も増えている。
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Strategy for Future Research Activity |
プロトコールに準じたスクリーニングを行い、随時治療を継続する。本研究内容は、外来でも行える内容ではあるが、有害事象発症や副作用を防ぐ目的で入院加療の上施行している。
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Causes of Carryover |
本年度残金が17,655円となったが、使用キットは最低5万円単位であり、また出張費もこの残額よりも大きかったため今回は研究費より請求を行わなかった。調整のために無駄な支出を行わず次年度においてあわせて使用する予定である。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
滅菌期間の都合もあり、ランニングコストにかかる消耗品の購入にあてる。また研究内容の発表のための学会出張費や論文作成にかかる費用に使用予定である。
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Research Products
(8 results)
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[Presentation] 脈管新生血管径の画像評価2014
Author(s)
久保田 芳明, 高木 元, 宮本 正章, 安武 正弘, 高木 郁代, 太良 修平, 桐木 園子, 手塚 晶人, 羽田 朋人, 古瀬 領人, 清水 渉
Organizer
第55回日本脈管学会総会
Place of Presentation
倉敷
Year and Date
2014-10-30 – 2014-11-01
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