2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
24591399
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
山之内 純 愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (10423451)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 骨髄増殖性腫瘍 / 本態性血小板血症 |
Outline of Annual Research Achievements |
骨髄増殖性腫瘍のうち、本態性血小板血症患者から血小板を分離し、血小板mRNAを抽出した。RT-PCR法でLnk mRNAを増幅し、シークエンス解析を行った。同時に、JAK2 V617F変異の有無について、allele specific PCR法と直接シークエンス法によって解析した。この遺伝子解析は愛媛大学ヒトゲノム・遺伝子解析研究倫理委員会の承認を得ている。その結果、本態性血小板血症患者28人のうちJAK2 V617F変異を21人に認めた。そこでJAK2変異陰性であった7人の患者でLnk遺伝子配列を調べたところ、1人にSH2ドメインにheterozygousな遺伝子異常を発見した。この変異はpolymorphismとしては報告されていない新たな変異であった。そこで、今回発見したLnkの遺伝子異常がJAK2 V617F変異と同じように恒常的にJAK/STAT系でリン酸化を起こし、シグナルが伝わっているかを確認することを計画し、今回発見した遺伝子異常のLnk変異体と、TPO依存性の細胞増殖を阻害すると報告されているLnk R392E、polymorphismとして報告されているLnk N537Dの3つの変異体を作成した。これらと野生型のLnkをBaF3細胞に遺伝子導入して、JAK/STAT系のシグナルについて検討した。さらにはマウスES細胞に遺伝子導入し、赤芽球系細胞または巨核球系細胞に分化させ、細胞分化についても検討した。
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Research Products
(3 results)
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[Journal Article] 3.Abnormal behaviors and developmental disorder of hippocampus in zinc finger protein 521 (ZFP521) mutant mice.2014
Author(s)
Ohkubo N, Matsubara E, Yamanouchi J, Akazawa R, Aoto M, Suzuki Y, Sakai I, Abe T, Kiyonari H, Matsuda S, Yasukawa M, Mitsuda N.
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Journal Title
PLoS One
Volume: 9
Pages: e92848
Peer Reviewed / Open Access
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