2013 Fiscal Year Research-status Report
乳がん初期治療後のライフスタイルが乳がんアウトカムに及ぼす影響に関する研究
Project/Area Number |
24591906
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
平 成人 岡山大学, 大学病院, 講師 (50467734)
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Keywords | 乳癌 / 生活習慣 / 飲酒 / 喫煙 / ライフスタイル / 予後 / QOL |
Research Abstract |
【背景】様々なライフスタイルと乳癌罹患リスクとの関連性が明らかにされているが,乳癌診断後のライフスタイルと予後との関連性に関する知見は少ない. 【目的】本研究の目的は,①乳癌診断後のmodifiable lifestyle(食品,運動,喫煙,飲酒,嗜好品,代替療法など)が乳癌アウトカム(無病生存期間,全生存期間,HRQoL,有害事象)に及ぼす影響を明らかにし,②cancer survivorship researchを通じて,乳癌の診断や治療が身体面,機能面,心理面,社会面に及ぼす長期的な影響を包括的に調査し,cancer survivorの実態やニーズの把握,長期的な影響に関する予測因子の同定,乳癌アウトカムとの関連性を明らかにすること. 【試験デザイン】多施設共同コホート研究. 【方法】対象:文書による同意の得られた,StageIVを除く原発性乳癌患者.調査票:登録時,化学療法の前後(化学療法施行例のみ),登録から1年,2年,3年,5年の各々の時期に自記式質問票を用いて以下を調査;乳癌診断後のライフスタイル(食生活・飲酒・喫煙・身体活動),心理社会的要因(Public Health Research Foundation- Stress Check List,ストレス評価尺度,ストレス・コーピング評価尺度,Hearth Hope Index, Perceived positive change,ソーシャルサポート・生きがい,Hospital Anxiety and Depression Scale),社会生活や就労問題,生殖要因(月経因子,性生活,妊孕性),倦怠感(Cancer Fatigue Scale),HRQoL(FACT-G, B, ES, Taxane, PNQ, SF-36),症状,情報ニーズ,代替療法.評価項目:主要評価項目は無病生存期間,副次的評価項目は全生存期間,HRQoL,身体症状,有害事象.臨床病理学的事項・予後調査は共用データベースにて集積.研究期間:登録期間2013/3-2018/3,観察期間2018/3-2023/3.予定登録数:2000人.付随研究:血液サンプル,組織検体を収集し関連バイオマーカー研究を実施. 【進捗】2014/4現在,全登録数は556例.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
前向きコホート研究を開始し,予定を上回るペースで症例登録が進んでいるため.
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Strategy for Future Research Activity |
現在のペースで症例登録をすすめる. また懸案となっているバイオマーカー研究に着手し,平成26年内に血液サンプルの収集を開始する.
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
次年度より計画しているバイオマーカー測定に経費が必要と予想されたため. 付随バイオマーカー研究の測定経費として使用する.
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