高リスク女性に対する個別化検診をめざした乳癌罹患定量的アルゴリズムの開発

2015 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 24591915
• Research Institution: Yokohama City University
• Principal Investigator: 千島 隆司 横浜市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員准教授 (70438141)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 石川 孝 東京医科大学, 医学部, 教授 (80275049) [Withdrawn] ; 山田 美千代 横浜市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員研究員 (10328437) ; 菅江 貞亨 横浜市立大学, 医学部, 助教 (60644490) ; 成井 一隆 横浜市立大学, 市民総合医療センター, 助教 (70468172)
• Project Period (FY): 2012-04-01 – 2016-03-31
• Keywords: 国際情報交換 / 乳癌罹患リスク / リスク予測 / リスク因子解析

Outline of Annual Research Achievements

平成２４年度から行ってきた日本人用乳癌罹患リスク予測モデルの作成にあたり、最終段階にあたるデータ解析業務を現在行っている。昨年度までに行ってきたデータ収集のためのアンケート調査は、最終的に１７施設で行われ、各協力機関の労力を軽減するためと、調査参加者の方々が質問に適切にお答えいただけるよう配慮に努めたため、調査に時間を要し、予定よりやや遅れた進行状況となっている。これまでの研究期間中、個人情報の取り扱いには細心の注意を払い、個人情報の紛失・漏えいなどの問題は起こらなかった。
解析業務は研究協力者の協力のもと、解析専門家との協議も重ねながらさまざまな視点から慎重に行われ、段階的に解析の方向性、方針を修正しながら行われている。解析の段階的な結果をもとに、解析結果の報告様式に関して、また本研究の後続となる研究に関しての方針や準備に関しての会議も重ねて行っている。
解析業務や結果の解釈などに関しては、十分な考察と検討が必要で、またこの結果が今後の研究の発展に寄与する土台となることから、十分に検討を行っていきたい考えである。