2012 Fiscal Year Research-status Report
生体吸収性素材を用いた食道損傷部における低侵襲治療法の開発
Project/Area Number |
24591959
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
合川 公康 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (20438823)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮澤 光男 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (20200165)
小山 勇 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (60178390)
岡田 克也 埼玉医科大学, 医学部, 助教 (60364775)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 食道再生 |
Research Abstract |
平成23~24年度に予定していた食道欠損部に対するBAPパッチ移植の適合性、再生食道の経時的変化の検討は、予定通り進んでおり、その適合性が良好であることが証明された。また、経時的変化も、組織学的に検討が終了し、再生が良好に進むためには、筋線維芽細胞の増殖抑制が必要であることが示唆された。これらの結果は、論文と学会にて発表している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
24年度までに終了すべき実験の多くは修了しており、解析中である。25年度の実験に関しては現在食道皮膚瘻モデルの作成が予想通りに進行していないため、作製方法の変更が必要と考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
「生体吸収性自己拡張型カバードステントを用いた急性期食道穿孔治療」はほぼ実験が修了し解析を開始している。「生体吸収性自己拡張型カバードステントを用いた食道全周性ESD部の狭窄予防効果の検討」は現在進行中である。この実験に加え次年度は「生体吸収性瘻孔プラグを用いた、食道皮膚瘻の治療」を行う予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
実験動物であるブタの単価が上昇しており、これに充てる費用割合が増加することが予想される。
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Research Products
(5 results)