2012 Fiscal Year Research-status Report
末梢循環癌細胞のKRAS遺伝子測定によるEGFR抗体薬の効果測定
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24591988
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Research Institution | Japanese Foundation for Cancer Research |
Principal Investigator |
松阪 諭 公益財団法人がん研究会, がん化学療法センター臨床部, 研究員 (00372665)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 癌 / トランスレーショナルリサーチ |
Research Abstract |
大腸癌症例の血液からCellSearch systemを用いて、CTCを回収しサンプルの集積を行った。回収したCTCからDNAを抽出し、遺伝子変異検査を行うことは可能となった。 i-densyにおけるKRAS遺伝子変異解析のシステムを構築した。特にprimer作成に時間を要したが、高感度検査が可能であることを明らかにした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
微量なDNAから高感度にKRAS遺伝子変異解析の構築がほぼ完成した。
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Strategy for Future Research Activity |
構築できた高感度にKRAS遺伝子変異解析の装置を用いて、CTCからDNAを抽出したサンプルの検査を行う。またDirect Sequence法との整合性について組織サンプルを用いて解析する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
構築できた高感度にKRAS遺伝子変異解析の装置を用いて、治療耐性時のCTCにおけるKRAS遺伝子変異の後天的変化を解析する。
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