2013 Fiscal Year Research-status Report
三次元レジストレーションと血流シミュレーションに基づく脳動脈瘤の進行過程の解明
Project/Area Number |
24592114
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
庄島 正明 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (80376425)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金 太一 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (90447392)
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Keywords | 脳動脈瘤 / コンピューターシミュレーション / 血行力学的ストレス / 三次元画像 |
Research Abstract |
三次元画像を用いた脳血管病変の経時的観察をテーマに研究を遂行しています。1.未破裂脳動脈瘤、2.塞栓術後の脳動脈瘤、3.ガンマナイフ照射後の脳動静脈奇形の3テーマです。 テーマ1:20症例の増大症例のデータを収集し、匿名化などの解析のためのデータ処理を済ませることが出来ました。今後、レジストレーションおよびセグメンテーションなど詳細な三次元画像解析を開始する予定です。 テーマ2:40症例の解析を終えました。脳動脈瘤に留置されたコイルが移動すること、再発症例では特徴的な形状変化が見られることが明らかになりました。アメリカ神経放射線学会で2014年5月に発表予定です。論文化をすすめています。 テーマ3:開始出来ていません。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
三次元画像を用いた脳血管病変の経時的観察をテーマに研究を遂行しています。1.未破裂脳動脈瘤、2.塞栓術後の脳動脈瘤、3.ガンマナイフ照射後の脳動静脈奇形の3つです。 テーマ1に関しては、データ収集をすませ、解析を開始することが出来ました。 テーマ2に関しては、解析を終えることが出来ました。解析のまとめと論文化をこれから行います。 テーマ3に関しては、着手できていません。
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Strategy for Future Research Activity |
三次元画像を用いた脳血管病変の経時的観察をテーマに研究を遂行しています。1.未破裂脳動脈瘤、2.塞栓術後の脳動脈瘤、3.ガンマナイフ照射後の脳動静脈奇形の3つです。 テーマ1を鋭意すすめます。 テーマ2の論文化を急ぎます。 テーマ3に関しては断念するかもしれません。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
テーマ1とテーマ3の遂行に遅れがあり、平成25年度は解析ソフトを使用しなくて済んだ。 テーマ1に関しては若干の遅れが見られているが、本年度は解析のためのソフトを使用せねばならない。1年間の使用料金が80万円であり、本年度早期に使用する予定。
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