2012 Fiscal Year Research-status Report
椎間板ヘルニアにおける侵害受容性疼痛と神経障害性疼痛のメカニズムの解明
Project/Area Number |
24592195
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
高田 徹 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 医学研究員 (00598526)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西田 康太郎 神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (00379372)
角谷 賢一朗 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (10533739)
前野 耕一郎 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (70403269)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | なし |
Research Abstract |
我々が独自に開発した椎間板ヘルニアモデルに加えて多段階神経根結紮を確立した。 脊髄切断面に於けるCaa2d1 subunitの発現を確認した。 神経根結紮と自己椎間板移植によって脊髄後角にCaa2d1 subunitの発現が大量に認められることを確認した。本実験から着想を得て非ヘルニア変性椎間板にはマクロファージが浸潤して椎間板変性に関与している可能性があると考え、臨床サンプルにおける検討を行い、発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
結紮した神経根と脊髄のサンプルが非常に脆く、切片作成に手間取った。
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Strategy for Future Research Activity |
ポンプを使用した潅流固定による確実なサンプルの作成が必要と考えられた。脊髄をよりストレスなくatraumaticに取り出す手術方法を開発し、Sucroseを使用して、より形態が整ったサンプルを作成する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
ローラーポンプと脊椎手術道具を追加購入する。 ラットの継続的な飼育と実験継続が必要である。
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Research Products
(2 results)