2013 Fiscal Year Research-status Report
椎間板ヘルニアにおける侵害受容性疼痛と神経障害性疼痛のメカニズムの解明
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24592195
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
高田 徹 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 医学研究員 (00598526)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西田 康太郎 神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (00379372)
角谷 賢一朗 神戸大学, 医学部附属病院, 助教 (10533739)
前野 耕一郎 神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (70403269)
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Keywords | 変性 / 椎間板 / マクロファージ |
Research Abstract |
ラット椎間板における疼痛メカニズム解析では、脊髄でのカルシウムチャンネルの発現が神経根結紮モデルと比較して神経根結紮に椎間板自家移植を併用した群のほうが多く発現ていることを発見した。 ヒト変性椎間板(腰部脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア)に於るマクロファージの浸潤とそのサブタイプの解析を行い、M1マクロファージが変性椎間板の96%に浸潤していることを発見した。 この内容は第43回脊椎脊髄病学会、2014年国際腰椎学会で発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
ラット脊髄の取り扱いが一部形態温存困難であったが、潅流固定を行うことによって安定した結果をえることができるようになった。
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Strategy for Future Research Activity |
今後はサンプル数を増やして再現性を上げ、DRGでのカルシウムチャンネルの発現の変化にも着目して研究を行っていきたい。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
脊髄でのカルシウムサブタイプ解析を定量PCRとタンパク解析で行ってきているが、フローサイトメトリーを新たに行う必要が生じつつあるため。 フローサイトメトリーを新たに行う
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Research Products
(2 results)